こんばんは!
前回は
有機加工食品の日本農林規格
(JAS規格)について
記事を書きました。
初めての方は
このテーマの①から
順番に読んで下さいね。
【目次】
1. 有機農産物とは?
2. 有機加工食品の日本農林規格
3. 有機加工食品の日本農林規格
4. 認定の技術的基準
5. 有機加工食品の施設基準
6. 生産行程管理担当者と責任者の条件
7. 格付担当者と責任者の条件
8. 生産行程管理の実施方法
9. 格付の実施方法
10. 格付け表示の様式
11. 小分けとは?
12. 小分け業者の認定基準
13. 小分け業者の認定基準
14. 有機JASの認証取得までの流れ 完結
※リンクをクリックすると 気になるタイトルから読めます!
まだ途中なので
早速 続きを 書いていきます!
参考資料①
有機加工食品の日本農林規格 (2018.1.8 時点)
製造工程や
保管などについての
取り決めとしては
当然の事なんだけど
有機じゃない原料や加工品が
有機加工品に 混入しないように
管理しないといけません(汗)
(防いだり 除去すること)に
「別表 2 」に 指定されている
薬剤を使ってもいいんだけど
製品に混入しないように
管理しないと ダメです!
※参考資料①の別表 参照
それでも
有害動植物の防除が
不十分な場合は
有機加工食品を製造したり
保管していない期間に限り!
「別表 2 」に 指定されていない
薬剤も使えます。
※但し 有機加工食品の
製造開始前に 使用した薬剤を
除去しないといけません!
そして基本的には
有害動植物を対象としていなくても
放射線の使用は
禁止されているんだけど
認められています。
※有機加工食品JAS規格のQ&A 問 21-17 P68 参照
参考資料②
有機農産物及び有機加工食品のJAS規格のQ&A (2018.1.8 時点)
ちなみに使用することが出来る
添加物として参考資料①の別表 1 に
次亜塩素酸ナトリウムが
指定されているんだけど
「食肉の加工品に用いる
動物の腸の消毒用」又は
「卵の洗浄用」に限る!と
注意書きがあるので
使えません(涙)
※次亜塩素酸水は
農産物の加工に使えます!
関連記事
いつもThank youです!微酸性電解水 (微酸性次亜塩素酸水)
気になる
アルコール消毒に
ついてなんだけど・・・
アルコールを用いた消毒は・・・
OKで~す!!
「別表 2 」の使ってもいい
薬剤のリストに入っていますよ。
ただ・・・
農作物に対して
病害虫を防除する(殺虫)
目的で使用するのは 禁止です(汗)
アルコールと
同じ条件(上記)だけど 石鹸も
カリウム石鹸(軟石鹸)の使用は
認められています。
あっ(汗)!
固形石鹸(硬石鹸)は
使用しても良いリストには
入っていないので
手洗いなどには
液体石鹸(軟石鹸)を使ってね。
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別表を見てくれた人は
気付いたかもしれませんが
使用してもいい 添加物のリストに
「INS番号」って 欄があるよね?
※INS : (International Numbering System)
国際的な番号を付ける
仕組みのことなんだけど
添加物の名前が 日本と
外国では 違う場合があるから
国際共通の番号で
添加物を特定しているんだよ。
ちなみに「E番号」も
INS番号と同じ数字です。
E番号:Europe number
(EU内で共通に 使われている
食品添加物に 付けられた番号)
EU:European Union (欧州連合(ヨーロッパの色んな国の集まり))
最後に 有機加工食品の
表示についてなんだけど
下に書いている 1 と 2 以外の
表現をしたらダメだよ!
※有機加工食品の日本農林規格 第 5 条
という事で 今回は
この辺で休憩にしましょう(汗)
それでは
自然と仲良し!有機JAS認証について!!④ <認定の技術的基準> で
この続きと共に
お待ちしております。
まだまだ!
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