自然と仲良し!有機JAS認証について!!⑧ <生産行程管理の実施方法>

こんばんは!

 

前回

有機加工食品 (ゆうきかこうしょくひん) の格付け担当者と

責任者の必要人数と

条件について 解説しました。

格付 (かくづ) け:
(有機JASマークを付けること)

参考資料①

有機加工食品及び有機飼料についての生産行程管理者及び外国生産行程管理者の認定の技術的基準 (2018.2.2 時点)

 

 

今回は 生産行程管理の

実施方法 (じっしほうほう) について

記事を書いていきます。

有機JAS (ゆうきジャス) では 工程ではなく

行程 (こうてい) と表現します。

 

そして いつもの事ですが

専門的な内容になるのは

お許し下さい()

 

 

初めての方は このテーマの①から

順番に読んだ方が よく分かるよ。

 

【目次】
1. 有機農産物とは?
2. 有機加工食品の日本農林規格
3. 有機加工食品の日本農林規格
4. 認定の技術的基準
5. 有機加工食品の施設基準
6. 生産行程管理担当者と責任者の条件
7. 格付担当者と責任者の条件
8. 生産行程管理の実施方法
9. 格付の実施方法
10. 格付け表示の様式
11. 小分けとは?
12. 小分け業者の認定基準
13. 小分け業者の認定基準
14. 有機JASの認証取得までの流れ 完結
リンクをクリックすると 気になるタイトルから読めます!

 

まずは 有機JASの生産行程について

内部規程を作ります!

有機JASでは 規定ではなく

規程 (きてい) と表現します。

 

内部規程に含める 内容としては

生産行程管理の内部規定に含める内容

上記の 9 項目が (ふく) まれた

マニュアルを作成する

必要があります。

※参考資料 ① 第 2 条 参照

 

ちなみに JAS施行規則 (せこうきそく) 37 条に

定める国とは

JAS法施行規則37条に定める国

2018.2.2 時点

※EU(欧州連合 (おうしゅうれんごう) 加盟国 (かめいこく) )も

最新の情報を入手する

必要がありますよ。

 

内部規程の「2.」

農林水産大臣 (のうりんすいさんだいじん)

指定するものによって

発行 (はっこう) された証明書ですが

有機JAS適合 (てきごう) した商品である事を

農林水産省 指定の認定業者が

認めたという 証明書のことです。

 

内部規程の「5.」

同じラインで 有機じゃない原料

使用してもいいけど 有機商品に

有機原料が混入しないような

シッカリとした 洗浄方法

確立 (かくりつ) する 必要があります。

 

内部規程の「6.」

書類の保管期間ですが

「2年」以上が 妥当 (だとう) だと思います。

有機農産物の場合は

「4年」以上に 設定して下さいね。

転換 (てんかん) 期間中の圃場 (ほじょう)

「3年」が 経過しないと

有機と認められないため

※転換期間:有機じゃない圃場有機圃場とするまでの期間

圃場:作物を栽培 (さいばい) する田畑

 

この内部規程に (もと) づいて

生産行程を管理するのです!

 

あっ!内部規程(マニュアル)は

適切 (てきせつ) な見直しを

定期的(年1回)に行い 現場の仲間

十分理解してもらいましょう!と

参考資料 ① の第 2 条 第 4 項に

書いているので

作りっぱなしではなく

現場が使いやすいマニュアル

どんどん改訂 (かいてい) して下さいね。

 

次に このテーマの⑥で解説した

生産行程管理責任者の職務 (しょくむ) ですが

外注(仕事を委託 (いたく) する)する場合は

1. 外注先の選定基準 (せんていきじゅん) (どんな基準で選ぶのか?)

2. 外注先の管理基準(どうやって管理するのか?)

3. 外注先の管理等に関係する生産計画の作成

 

上記の 3 項目 (こうもく) に加え

生産行程で発生した

異常に関しての処置 (しょち) 指導 (しどう) をする

業務 (ぎょうむ) 責任を () います!

 

と言うことで

次回は格付の実施方法について

解説していく事として 今回は

この辺で休憩にしましょう()

 

 

それでは

自然と仲良し!有機JAS認証について!!⑨ <格付の実施方法>

この続きと共にお待ちしております。

 

本文の終わりを示すイラスト

 

まだまだ!

他の記事も 読んでみたい方は

サイトマップ (目次) Go

サイトマップのイラスト

 

mint