こんばんは!
前回は「小分け」について
解説しましたが 今回は
「小分け業者の認定基準」について
記事を書いていきます。
参考資料①
有機農産物、有機加工食品、有機飼料及び有機畜産物についての小分け業者及び外国小分け業者の認定の技術的基準 (2018.2.26 時点)
そして いつもの事ですが
専門的な内容になるのは
お許し下さい(汗)
初めての方は このテーマの①から
順番に読んだ方がよく分かるよ。
【目次】
1. 有機農産物とは?
2. 有機加工食品の日本農林規格
3. 有機加工食品の日本農林規格
4. 認定の技術的基準
5. 有機加工食品の施設基準
6. 生産行程管理担当者と責任者の条件
7. 格付担当者と責任者の条件
8. 生産行程管理の実施方法
9. 格付の実施方法
10. 格付け表示の様式
11. 小分けとは?
12. 小分け業者の認定基準
13. 小分け業者の認定基準
14. 有機JASの認証取得までの流れ 完結
※リンクをクリックすると 気になるタイトルから読めます!
早速ですが 小分け業者も
生産行程管理と同じように
必要な条件(技術的基準)を
満たしていないと
有機JASの認証は
取得 出来ません・・・
※有機JASでは 工程ではなく
行程と表現します。
まず施設についての基準ですが
下リンクの記事に
詳しく書いているので
そちらを参考にしてみて下さい。
関連記事
自然と仲良し!有機JAS認証について!!⑤ <有機加工食品の施設基準>
そして必ず 1 名以上 必要な
小分け担当者や責任者になる
条件ですが 高等学校や
中等教育学校の卒業者以上は
流通の実務経験 2 年以上
※大学卒業者も同じく 実務経験 2 年以上です。
中等教育:中学 3 年間と 高校 3 年間を一貫して行うスタイル
上記以外は
実務経験 3 年以上あれば
小分け担当者になることが出来ます
※卒業が条件ですよ!
中退は含みませんよ(汗)
そして小分け担当者が
小分けに関する講習会を修了すると
小分け責任者になれます!
※参考資料① 第 3 条 参照
次に生産行程と同じように
格付表示規程を作ります!
※有機JASでは規定ではなく
規程と表現します。
格付表示規程に含める内容としては
上記の 5 項目が含まれた
マニュアルを作成する
必要があります。
※参考資料① 第 4 条 参照
格付表示で必ず
確認するべき 内容はこれだ!
?
適切に除去?
「小分け」とは
有機JASマークが付いた原料を
再包装することでしたよね?
関連記事
自然と仲良し!有機JAS認証について!!⑪ <小分けとは?>
と言うことは・・・
もともと原料が入っていた
有機JASのマークが付いた
袋などの容器を
確実に捨てないといけないのです!
何故かというと
間違って袋を再利用してしまうと
非有機品に 有機JASマークが
付けられた状態で販売される
可能性があるからです(汗)
だから 適切に除去していることを
確認する必要があるんだ!
最後に日本農林規格(JAS規格)
第 5 条の表示とは
有機農産物なら
参考資料②
有機農産物の日本農林規格 (2018.2.26 時点)
有機加工食品なら
参考資料③
有機加工食品の日本農林規格 (2018.2.26 時点)
こんな風に表示についても
決まり事があるんだよ。
と言うことで 次回も
小分け業者の認定基準について
解説していく事として 今回は
この辺で休憩にしましょう(汗)
それでは
自然と仲良し!有機JAS認証について!!⑬ <小分け業者の認定基準> で
この続きと共に
お待ちしております。
まだまだ!
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