自然と仲良し!有機JAS認証について!!② <有機加工食品の日本農林規格>

こんばんは!

 

前回有機 (ゆうき) とは

どんなものなのか?

そして 有機農産物日本農林規格 (にほんのうりんきかく)

(JAS (ジャス) 規格)について

記事を書きました。

 

初めての方は

このテーマの①から

順番に 読んで下さいね。

 

【目次】
1. 有機農産物とは?
2. 有機加工食品の日本農林規格
3. 有機加工食品の日本農林規格
4. 認定の技術的基準
5. 有機加工食品の施設基準
6. 生産行程管理担当者と責任者の条件
7. 格付担当者と責任者の条件
8. 生産行程管理の実施方法
9. 格付の実施方法
10. 格付け表示の様式
11. 小分けとは?
12. 小分け業者の認定基準
13. 小分け業者の認定基準
14. 有機JASの認証取得までの流れ 完結
リンクをクリックすると 気になるタイトルから読めます!

 

実は・・・

 

 

有機JAS規格は 農産物 (ふく)

4 種類に分かれています!

有機農産物の日本農林規格

有機加工食品の日本農林規格

有機飼料 (しりょう) の日本農林規格

有機畜産物 (ちくさんぶつ) の日本農林規格

 

このブログでは

有機農産物」と

有機加工食品」に

スポットライトを当てて

記事を 書いていきますね。

 

 

ところで

(きび) しい JAS規格を () たすと

どうなるのでしょうか?

 

正解は・・・

 

 

JASマークを商品に

表示することが 出来ます!

 

(みな) さんは

こんなJASマークを

見たことはありませんか?

JASマークのイラスト

農林水産 (のうりんすいさんしょう) HPより 引用 (いんよう)

 

このマークが

付いている 商品は

JAS規格に 適合 (てきごう) していると

第三者機関 (だいさんしゃきかん)

証明 (しょうめい) されているのです!

 

 

ちなみに 有機JAS

認証 (にんしょう) () 商品

こんなマークが 付いています。

有機JASマークのイラスト

農林水産省HPより 引用

 

マークについても

決まり事があるので

後日 (くわ) しく 解説 (かいせつ) します!

関連記事

自然と仲良し!有機JAS認証について!!⑩ <格付け表示の様式>

 

と言うことで 今回は

有機加工食品の日本農林規格」を

中心に解説して いきますね!

参考資料①

有機加工食品の日本農林規格 (2018.1.4 時点)

 

有機加工食品は

前回紹介した有機農産物

もしくは有機畜産物を原材料として

使用することが前提 (ぜんてい) です!

 

有機じゃない原料を使うと

加工の工程 (こうてい) 化学的 (かがくてき) 合成 (ごうせい) された

添加物 (てんかぶつ) 薬剤 (やくざい) を 使用していなくても

有機加工食品には なりません()

 

有機原料を使用して (さら)

化学的に合成された 添加物

薬剤の使用を「 () けて」

生産することで やっと!

有機加工食品として (みと) められます!

有機加工食品の日本農林規格 第2条

 

ん?

 

ここでも 前回と同じように

「避けて」の表現が

出てきましたよね?

 

そうです!

有機農産物と同じで

化学的に合成された

添加物や薬剤の使用が

禁止されている

(わけ) ではありません!

 

(ただ) し「別表 (べっぴょう) の 2 と 3 」に

指定 (してい) されているもの以外は

使用が禁止されています。

有機加工食品の日本農林規格「別表」 参照

 

 

生産方法についても 決まりがあり

使用する原材が

有機」なのは 当然 (とうぜん) として

 

原料が入っている

容器 (ようき) や包装袋にも「有機」であると

表示されていないと 使えません!

※送り (じょう) :(荷物に

貼付 (ちょうふ) している伝票 (でんぴょう) )に

記載 (きさい) されていてもOKです。

※但し 加工者が有機原料を栽培 (さいばい) して

加工に使用する場合は

表示の確認は免除 (めんじょ) されます。

 

あっ!有機認証の世界では

貼付(てんぷ)ではなく

「ちょうふ」と表現しますよ()

 

 

第 4 条には 他にも

放射線照射 (ほうしゃせんしょうしゃ) が 行われたものや

組換 (いでんしくみか) 技術を (もち) いて

生産されたものは

使用してはいけない!と

書かれています。

※後で書く 5 % 以内でも

使用したらダメです()

有機加工食品JAS規格のQ&A 問 21 – 14 P67 参照

参考資料②

有機農産物及び有機加工食品のJAS規格のQ&A (2018.1.4 時点)

 

 

次に 原料以外についての

決まりですが

食塩そして

「別表 1 」に 指定する

添加物は 使用してもOKです!

 

ここで気を付けないといけないのが

添加物と 「非有機原料」を

「全重量」に対して「5 % 」以内に

(おさ) えないといけません()

 

えっ?

 

そうなんです・・・

 

 

有機じゃない原料でも

添加物との合計重量が

「5 % 以内」なら

使用してもいいんです!

※最終製品ではなく 原料配合 (はいごう)

有機加工食品JAS規格のQ&A 問 21 – 13 P66 参照

 

という事で 今回は

この辺で休憩 (きゅうけい) にしましょう。

 

それでは

自然と仲良し!有機 JAS 認証について!!③ <有機加工食品の日本農林規格>

この続きと共に

お待ちしております。

 

本文の終わりを示すイラスト

 

まだまだ!

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