こんばんは!
そして お待たせしました!!
一般生菌についての解説です。
食品業界の人じゃなかったら
聞いたことないよね?
冷凍食品の基準って? の投稿でも
名前が出てきましたが
あなたの口に入る
食品が安全か?どうか?
確認する 指標になる菌です!!
「衛生指標菌」と呼ばれています!
それでは「一般生菌」とは
一体 何なんでしょう?
難しい言葉が出てきますが
補足として内部リンクを
貼ってあったり
後で詳しく 解説しているので
そのまま読み進めて下さい!
一般生菌とは
35 ℃± 1 ℃( 34 ~ 36 ℃)で
48 時間 ± 3 時間(45 ~ 51 時間)
の条件で 微生物を培養したときに
※詳しくは
を見てね!
「標準寒天培地」で発育する
菌のことです!
※詳しくは
を見てね!
??
って感じですよね・・・
実は 一般生菌は
1 つの菌を指すのではなく
色んな 微生物の集まりを
ひっくるめて 一般生菌と
呼んでいます!!
なので 食中毒の原因に「ならない」
微生物も たくさん含まれています!
ただ・・・
一般生菌の数を「0」に
近づけることは出来るので
これから説明する検査方法で
微生物が発育しなかったら
食品の取り扱いは問題なかったね!
食べても 安全だよね!!
っていう判断基準になります。
それでは
一般生菌の検査方法について
説明したいと思います!
一般生菌は「標準寒天培地」という
寒天の成分が入った 粉末状の培地
(微生物を培養するための下地)を
純水(精製水)で溶かします!
・・・??
純水とは 不純物が
取り除かれた 水のことで
僕の会社では
「オートスチル」という
純水を製造する 機械を使って
作っています!
原理は一度 水を沸騰させてから
その蒸気を冷やすことで
蒸留水を作り出すという
仕組みです!
普段 使っている水には
塩素など、色んな物質が
含まれています。
だから!
微生物を正確に培養するために
不純物を取り除く
必要があるのです!!
そして
標準寒天培地が溶けた純水を
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で
滅菌(全ての微生物を除去)します!
※詳しくは
を見てね!
これで 検査をする準備は完了です!
文字だけでは
イメージが掴みにくいと思うので
次はイラスト付きで解説します!
まずは 培地を
必要な分量だけ 量ります!
次は純水に溶かします!
そして オートクレーブを使って
滅菌します!!
ちなみにオートクレーブを使った
滅菌方法(121℃で15分)を
専門用語で(湿熱滅菌)と言います!
※詳しくは
を見てね!
今回は検査の準備について
説明しましたが
何となく感じは 掴めましたか??
次回 一般生菌と微生物検査② では
検査の方法について解説しますね!
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どうして?説明が難しいのに 微生物検査の記事に挑戦するのか??
まだまだ!
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