サルモネラ属菌と微生物検査 <選択増菌培養>

こんばんは!

 

今回は サルモネラ属菌

選択増菌培養 (せんたくぞうきんばいよう) について

記事を 書きたいと 思います!

 

 

※毎回 同じ説明に なりますが

過去に書いた 検査の記事を

補足として 利用しながら

解説しているので 読み進めていて

 

分からない 言葉が出てきたら

補足として 貼り付けている

内部リンクを 見てみて!!

 

 

それでは 始めます!

 

前回の投稿前増菌 (ぜんぞうきん) 培養として

検査対象に (ひそ) んでいる

全体的なを 増やしました!!

 

 

次は 選択増菌培養で

サルモネラ属菌を 選択(選んで)して

(さら) に菌数を 増やします!

関連記事

安心して下さい!あなたの疑問を解決しちゃいます!!⑦

 

 

原理は サルモネラにとって

快適 (かいてき) な環境と 大好物 (あた) えると

同時に 他のにとっては

 

不快 (ふかい) な環境(高い温度や 培地で

増殖 (ぞうしょく) 阻害 (そがい) ) にすることで

サルモネラだけを 特別に増やします!

 

 

と言うことで・・・

 

 

まずは 検査の準備だけど

ラパポート バシリアディス培地 (ばいち)

Rappaport (ラパポート) Vassiliadis (バシリアディス) Enrichment (エンリッチメント) Broth (ブロス)

という 名前が長い(笑) 培地を

必要な 分量だけ

サルモネラの検査⑧

 

純水じゅんすい(精製水せいせいすい)で 溶かします!

純水についての 説明は

一般生菌微生物検査 ①を見てね!

サルモネラの検査⑨

 

そして 培地が溶けた 純粋

10 mℓ 試験管 (しけんかん) 分注 (ぶんちゅう) して

115 ℃ で 15 分間、滅菌 (めっきん) します!

 

※分注とは これだ!!

分注の説明

 

滅菌に ついては

一般生菌微生物検査の補足

を見てね!

※121 ℃ で 15 分 じゃないから

注意してね!!

サルモネラの検査.⑩

 

この調製 (ちょうせい) した培地に 前増菌培養した

を 1 白金 (はっきんじ) (約 2 mg ) 混合 (こんごう) します!

サルモネラの検査⑪

※1 白金耳:白金耳の () 菌液 (きんえき)

満たした状態!

サルモネラの検査⑫

 

これを 43 ℃ ± 1 ℃ で 18 時間

培養します!!

培養時間と温度については

一般生菌微生物検査の補足

を見てね!

 

 

あっ!43 ℃ という 高温で

培養するのは サルモネラ

に強いから に弱いを 弱らせ

 

サルモネラの選択性を

高める ためだよ!

関連記事

微生物と温度の関係!!

 

 

ちなみに 選択増菌に 使う培地は

テトラチオネート培地

(TT:TetraThionate (テトラチオネート) Broth (ブロス) )

 

でもいいよ!

 

 

ぷぅ~()

 

 

ここまでで 選択増菌の作業は

終わりなので 休憩です。

 

 

明日は 次のステップとして

検査をする 分離 (ぶんり) 培養について

解説したいと 思います!!

 

 

それでは

サルモネラ属菌と微生物検査 <分離培養>

でお待ちしております!

 

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まだまだ!

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