こんばんは!
コツコツ 書いてきた
微生物の検査 シリーズも
第七弾!!と なりました(驚)
今回は・・・
クロストリジウム属菌の 検査について
記事を 書きたいと 思います!
開始早々から マニアックな
内容に なりそうだよね(涙)
ただ・・・
こうやって 地味に
投稿している 記事がいつか・・・
検査で困っている
あなたのことを
助けてくれる はずです!
そのことを信じて 今回も
マニアックな 記事を投稿します!!
※そして 毎回 同じ
説明になりますが 過去に書いた
補足として 利用しながら
解説しているので 読み進めていて
補足として 貼り付けている
内部リンクを 見てみて!!
それでは 始めます!
まずは 検査の準備なんだけど
クロストリジア測定用培地
(Clostridia Count Agar)という
寒天の成分が入った 粉末状の培地
(対象とする 微生物を
増えやすく するための栄養)を
純水(精製水)で 溶かします!
※純水についての 説明は
一般生菌と微生物検査 ①を見てね!
そして この培地を 滅菌します!!
※滅菌に ついては
を見てね!
培地が 調製できたら
いよいよ検査に 入っていくんだけど
この出来た培地を シャーレに
流し込むまでは 一般生菌と
全く同じ 作業なので
今回は 一般生菌とは 作業が違う
培地を流し込む ところから
解説します!
※一般生菌は 検液 10 mℓ に
生理食塩水 90 mℓ だったけど
クロストリジウムは 検液 25 mℓ に
生理食塩水を 225 mℓ を 加えるよ!
※詳しくは 一般生菌と微生物検査 ②
を読んでね!!
※生理食塩水については
を見てね!!
採取した検液 10 mℓ を
嫌気性パウチ もしくは シャーレに
垂らします!!(2 枚ずつ)
次に滅菌した培地を
15 mℓ 流し込み 混合します!
そして・・・
35 ℃ ± 1 ℃(34 ~ 36 ℃)で
24 時間 ± 2 時間(22 ~ 26 時間)
培養します!
※培養時間と温度については
を見てね!!
※嫌気指示薬は
空気に触れると 酸素を吸収して
炭酸ガスを 発生させるから
嫌気(酸素がない)状態になるよ!
※指示薬の色が 紫(酸素あり)から
赤(酸素なし)に 変わると OKで~す!
さあ!いよいよ・・・
発育した菌を 確認しましょう!
もし 発育していたら・・・
「陽性」だと こんな感じになります!
※コロニーについての説明は
を見てね!!
「陰性」だと こんな感じになります!
ちなみに クロストリジウム属菌は
芽胞っていう バリアがあって
熱に強いです(汗)
なので 熱殺菌した後に
クロストリジウム属菌だけが
多く 残っていないか?を
調べてるんだよ!!
微生物は 他に競合する
相手がいないと
増えやすく なるもんね(涙)
関連記事
あっ! 規格としては
こんな感じに なってます!
※クリックすると拡大するよ!
聞き慣れない 微生物の検査に
最後まで 付き合ってくれて
関連記事
どうして?説明が難しいのに 微生物検査の記事に挑戦するのか??
まだまだ!
他の記事も 読んでみたい方は
サイトマップ (目次) へ Go!
mint