賞味期限と消費期限の違いって・・・何なんすか??

Hello!!

 

今日は似てるようで 全然違う()

賞味期限 (しょうみきげん) 消費期限 (しょうひきげん) について

記事を書きたいと 思います!

 

この 2 つを 間違ってしまうと・・・

 

 

ヤバイよ!ヤバイよ!!

 

ということで 始めます(笑)

 

 

まず「消費」期限ですが

食品の表示 (らん) に 書かれた

保存方法で 保存した場合に

 

5 日程度で 品質が悪くなってしまう

商品に 表示します!!

※関連記事

食品の保存方法と安全性の関係

 

 

ちなみに「消費」とは 使ってなくす!

という 意味があります。

 

だから消費期限には 商品が持つ

価値(安全鮮度 (せんど) )を

使ってしまう までの期限が

書かれています!!

 

 

逆に「賞味」とは 食べ物を

おいしく 味わって食べる!

という意味が あります。

 

だから 賞味期限には

商品をおいしく 味わって食べられる

期限が 書かれています!!

 

 

じゃあどうやって 消費期限や

賞味期限を 決めるんでしょう?

 

まずは 微生物の検査をして

食中毒の数を 確認します!

 

 

検査の項目は このブログでも

書いた 大腸菌大腸菌 (ぐん)

一般生菌 (いっぱんせいきん) 黄色 (おうしょく) ブドウ球菌 (きゅうきん)

一般的だと 思います!

 

この微生物の検査を

作った日(D 0 (デイゼロ) )、その次の日(D 1)、

2 日後(D 2)・・・

 

 

7 日後(D 7)と 食品表示に書く

保存方法で 保存したものを

毎日検査していきます!!

 

 

そして何日後に 法律や衛生規範 (えいせいきはん)

基準値外になるのかを 確認します!

 

取引先の 商品設計の方と

打ち合わせをして

基準を決める 場合もありますが

 

やっぱり法律や 衛生規範が

絶対的な 基準になります!!

 

 

そして・・・

 

 

菌数不良が 出るまでの日数よりも

短い期間を 消費期限に設定します!

 

 

例えば 7 日後に 法律や衛生規範に

書かれた 微生物の基準を

超えてしまったと すると・・・

 

 

5 日とか 4 日に 設定します!!

 

これを僕らは 安全 (あんぜんりつ)

って呼んでいて 一般的に

食品会社では 0.7 ~ 0.8 の

安全率を かけています!

 

 

経験上、毎日 検査をしていくと

どっかのタイミングで 急に微生物

増える 境界 (きょうかい) があります・・・

 

 

恐らくその境界が 消費期限の

設定期間に なるんでは

ないでしょうか??

 

品質管理の人なら 分かるよね(笑)

 

 

一方で賞味期限は 保存期間が

長い商品に 付けられるよね?

 

何で?長い保存期間が

付けられるのかというと・・・

 

 

商品を作るときに 食中毒の菌を

殺菌してしまって いるからなんです!

 

そして (さら) 冷凍したり、乾燥させたり

pH (ペーハー) を調整したり 保存する段階でも

微生物増えないように

管理しているんです!!

※関連記事

えっ?そんなにあるの??微生物が増える条件って・・・

 

 

賞味期限を 設定するときは

食中毒菌が 法律の基準値内

ということは もちろんのこと

 

保存期間が 長いので・・・

 

 

食感や味にも 注意をする

必要があります()

 

 

食中毒には ならないけど

長期保存で 味が変わってしまって

おいしくない!!というのでは

 

賞味の意味が「おいしく食べられる」

だけあって ダメだよね・・・(笑)

 

 

もちろん 消費期限でも

味の確認はするし 大事だよ!!

※関連記事

味覚ってトレーニングすると磨けるんだよ!

 

 

消費期限も 賞味期限も

安全率が かけられているので

過ぎた瞬間に 食べられない

という訳では ありませんが

 

やっぱり 安全で美味しい食品

食べるには 正しい保存方法で

期限内に 食べるのが 1 番だよ!!

 

関連記事

食品表示の基礎!

食物アレルゲンと食品表示①

 

本文の終わりを示すイラスト

 

まだまだ!

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