今日は 微生物の検査シリーズ
第四弾!!
黄色ブドウ球菌の検査について
記事を 書きたいと 思います!
いつものことですが・・・
かなりマニアックな
内容に なることは
覚悟して 下さい(涙)
※そして毎回 同じ
説明になりますが 過去に書いた
大腸菌群と微生物検査の記事を
補足として 利用しながら
解説しているので 読み進めていて
補足として 貼り付けている
内部リンクを 見てみて!!
それでは 始めます!
その前に・・・
黄色ブドウ球菌の検査は
定性試験(居るか?居ないか??)
定量試験(どれぐらい居るか?)
の 2 種類があるんですが
今回は 定量試験について
説明したいと 思います!!
まずは 検査の準備なんだけど
マンニット食塩培地という
寒天の成分が入った 粉末状の培地
(対象とする 微生物を
増えやすく するための栄養)を
純水(精製水)で 溶かします!
※純水についての 説明は
一般生菌と微生物検査 ①を見てね!
ちなみに この培地には 7.5 % の
食塩(塩化ナトリウム)が 含まれていて
黄色ブドウ球菌 以外の菌が
増えにくい 環境になっているよ!
だから 黄色ブドウ球菌が
よく育つんだ!!
これに 20 % の 卵黄液を加えて
調製した培地を シャーレに流し込み
固めた物を予め 準備しておきます!
※何で培地が 固まるかについては
を見てね!!
※20%の卵黄液についての 説明は
を見てね!
ここから 検査が始まるんですが
滅菌(すべての微生物を除去した状態)
された ピペットを使って
袋の中から 0.1 mℓ の検液を
採取するまでは
一般生菌と全く同じ 作業なので
※詳しくは 一般生菌と微生物検査 ②
を読んでね!!
今回は 一般生菌とは 作業が違う
採取した液体を 培地に塗抹する
ところから 解説します!
0.1 mℓ 採取された 液体を
予め 準備した培地に 垂らします!
そして コンラージ棒を使って
培地表面に 検液を塗抹します!
※このときに シャーレの側面に
コンラージ棒が 触れたらダメだよ!
※菌液を 伸ばしたら
約 15 分間 放置してね!
次に 菌が塗られた シャーレを
35 ℃ ± 1 ℃(34 ~ 36℃)で
48 時間 ± 3 時間(45 ~ 51 時間)
培養します!
※培養時間と温度については
を見てね!
※蓋が 逆さまになっている 理由は
を見てね!
そして いよいよ・・・
発育した菌を 確認します!
もし 発育していたら・・・
「陽性」だと こんな感じになります!
※コロニーについての説明は
を見てね!!
「陰性」だと こんな感じになります!
イラストにも あるように
黄色ブドウ球菌は「陽性」だと
卵の黄身みたいに キレイな
丸い珠が 出来ます!!
※卵黄反応に ついては
を見てね!
ここから コアグラーゼ試験という
検査に 進む場合も ありますが
今回 紹介するのは やめときます(汗)
読みながら 見てくれているのを
前提で 書いているので
この記事だけを 読むと
間違いなく??って なるよ・・・
簡単にで いいから
読んでから この記事に 遊びに来てね!
・・・
終わったと 見せかけて この記事で
説明しきれなかった 部分を
書いているので 見てね!!
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