今回は
黄色ブドウ球菌って何?の 解説では
説明が 長くなり過ぎて しまうので
省略した 部分や
どうしても 言いたかったことを
補足という 形で
説明したいと 思います。
毎回、同じことを
書いていますが
このページから 見始めた人も
居るかも しれないので
いつもの この説明に
お付き合い下さい(汗)
ここから 先は
黄色ブドウ球菌 = 黄ブっち
と表現します。
あっ!この表現は
僕のブログの中 だけでしか
通じないからね(笑)
・・・では 補足に入ります。
黄ブっちは
悪さをします!
それは・・・
日和見感染という
健康な 状態では
感染症を 起こさないような
病原菌が 原因で
発症する 病気の一つとして・・・
「MRSA感染症」という
病気を 黄ブっちが
引き起こすことが あります!
Methicillin Resistant Staphylococcus Aureus
(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
という名前でメチシリンという
抗生物質に 耐えれる
性質を 持っているので
一度、感染すると 治療が
思うように 進みません・・・
適切な 治療を 受けないと
命の危険さえ あります・・・
そして 感染症なので
他の人にも 感染します・・・
ただ!健康な 状態では
免疫機能が 守ってくれるよ!!
この菌が 生まれた原因は
抗生物質を 使いすぎて
黄ブっちが その環境に
適応するために 進化というか
強くなった からです(汗)
黄ブっちは 意外と
タフで 怖いです・・・
そして 現在
法律で 決められている
食品に 対しての
黄ブっちの規格は こんな感じ!
食肉以外で
黄ブっちの 規格が あるものは
黄ブっちが 居たらダメ!
となっています。
食肉の 1,000/g 以下という規格は
食べる前には 熱を加えることと
10 万個以上に ならないと食品に
毒素が蓄積しないからという理由で
決められている みたいです。
※ 1,000/g 以下
(1 g 中に 1,000 個以下)
以前、黄ブっちは
三大食中毒の 一つでした・・・
でも今は 違います!!
それは 素手で食材を
触らないなどの 教育が
食品会社に 浸透して
食材の正しい 取り扱いや
冷やし込みなどの 管理の徹底で
黄ブっちを 制御できているから
黄ブっちを 原因とする
食中毒が 減ってきたのです!
ただ!
僕らは 出荷するまでの
管理は 徹底できますが
調理のときや 食べる前の
取り扱いが 悪いと
黄ブっちは 増えてしまいます。
特に 素手で扱った
食材を 常温( 15 ~ 20 ℃)の状態で
長時間 放置すると
黄ブっちは 毒素を 出している
可能性が 高いです・・・
そして毒素が 食品に
蓄積すると・・・
熱を 加えても
失活しないので
加熱したから 安全だよね!
とはなりません・・・
ご飯屋さんの 従業員が
洗っていないとか
レジをした後に
石鹸で 手洗いをせず
素手で 食材を触って
長時間 放置すると・・・
ここまでの 解説で
説明してきた ように
食中毒が 起きるリスクが
かなり 高くなります。
※詳しくは
微生物と時間の関係!!を見てね!
夜遅くの・・・
従業員が少ない 時間帯でも
全従業員が安全な食品を
提供するために 決められたことを
守っている でしょうか??
不衛生な 食品を食べて
命を落とすことも あります・・・
自分が 食べる物 じゃなくても
誰かの 口に入るものを
提供することの 大切さをどうか!
いつまでも 忘れないで下さい!!
関連記事
知ってた?黄色ブドウ球菌以外にも ブドウ球菌って居るんだよ!
まだまだ!
他の記事も 読んでみたい方は
サイトマップ (目次) へ Go!
mint