こんばんは!
ここまで 12 手順 7 原則について
書いてきましたが
HACCPを構築するためには
手順や原則以外に前提条件があります。
【目次】
1. 12手順7原則
2. HACCPチームの編成
3. 製品説明書の作成内容
4. フローダイヤグラム作成
5. 危害分析の実施
6. 重要管理点(CCP)の決定
7. HACCPプランの作成
8. 一般衛生管理(PRP)
9. 最も重要なOPRPの管理
10. HACCP認証に向けて準備した資料
11. 現地審査に向けての事前教育
12. 現地審査対応と認証取得 完結
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前提条件は専門用語で
PRP(Prerequisite Programs)と呼ばれていて
食品安全を確保するための
大前提となる条件のことです!
たまにPRP(s)と表現されている事がありますが
この(s)は複数形の「S」を意味していて
前提条件が複数あるって事だよ。
ところで PRP には
どんなものがあるのか?というと・・・
実は食品工場や調理場で
当たり前のように行われている事ばかりです。
例えば・・・
手洗いをシッカリしましょう!だったり
体調が悪いときは
食材を取り扱う作業を控えましょう!とか
作業服のまま外に出たりトイレに行かないで!のような
何も意識しなくても皆さんが やっているような内容です。
それは家でも同じですよね?
外から帰ったら部屋着に着替えて
料理しませんか?
料理をする前に手を洗うなんて当たり前だし
体調が悪ければ惣菜を買ったり
体調が悪くない家族の方が
料理したりしますよね?
それは不特定多数の人に
食品を提供する食品工場や調理場でも同じで
安全な食品を提供するためには
基本となる清潔度合いを保っていないと
どれだけカッコ付けた管理をしていても
食品安全は確保 出来ないのです(涙)
PRP 全て?を紹介するとそれだけで
一つのテーマが成立するぐらいの
ボリュームになるので
今回は すぐに思い付くような
当たり前の内容だけの紹介にしておきますね(笑)
PRP を考えるポイントは
食材を取り扱う「あなた」の 今の状況は
安全な食品を作れると
自信を持って言える!姿ですか?
こんな質問を自分に問いかけてみると
実施している管理が十分か?どうか?が
見えてくると思いますよ。
ということで今回はこの辺で休憩にして
続きは次回に持ち越したいと思います!
それでは
「HACCP認証」取得までの道のり ⑨ <最も重要なOPRPの管理> で
この続きと共にお待ちしております。
まだまだ!
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