こんばんは!
今日は 食品工場に何で
木製品を 持ち込んだらダメ?
なのかについて
記事を書きたいと 思います!!
この 5 ~ 6 年の間に
食品工場の中から 木製品が
姿を 消しました(驚)
以前は 木製パレットなど
当たり前のように 工場に
持ち込まれていた物が 今では
持ち込み禁止!になっているし
取引先の人が 監査に来ても
木製品の 持ち込みは
指摘される 対象になっています!
そんな流れもあり 僕の会社でも
木片の異物混入が 発生したときは
工場内への 木製品の持ち込みは
禁止になっております!という
管理内容を 報告書に書くことが
普通になっています。
それぐらい木製品の 持ち込み禁止が
当たり前に なっているんです!
それは何故だと 思いますか??
まず 1 番の理由は
異物混入の 防止だよね~!!
破損しやすい 素材で
しかも!今の主流に なっている
X線異物検出機でも
検知 出来ません(涙)
そして ササクレやバリに 至っては
管理することが 出来ません・・・
一つ一つ 全面を見ていたら
キリが無いし 見たとしても すぐに
ササクレは 出来てしまうから
混入経路が 特定できないんだ(汗)
しかも 木製パレットなんかは
「クギ」を 使用して
固定されているので
危険異物が 付いた物を
工場に持ち込む ことになります(汗)
※幸いにも クギは金属検出機で
発見できるけど・・・
そうなると
持ち込み禁止に した方が
管理が やり易いよね・・・
これが 持ち込み禁止になった
1 番の 理由です!!
そして 2 番目の理由は
微生物汚染です・・・
木製パレットのように
梱包された商品と 接触する物なら
まだ 分かるけど
包丁の 持ち手や
芽取りの 持ち手のように
食材に 触れる人の手が
接触する部分が 木製だと
長く 使っている内に
表面のコーティングが 剥がれ
木の内部に 水が染み込んで いきます。
木の内部が 腐ってきます・・・
すると 目には見えないかも
しれませんが 表面のコーティングが
剥がれた 木製の持ち手 部分には
とんでもない数の
微生物が 居ます(驚)
10 cm角 程度の面積に
1,000万個の 微生物が居ました(汗)
検査は お馴染み
ふきふきチェックで調べたよ(笑)
ここまで 書いてきたように
異物混入と 食中毒防止の
2 つの観点から 木製品の
持ち込みは 禁止されてるんだよ!
あなたが働く 工場の中に
もしも 木製品があるなら 今の時代
工場の外に 出した方が いいかもよ!
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まだまだ!
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