サルモネラ属菌って何?③ 完結

こんばんは!

 

3 回に分けて 投稿してきた

サルモネラ属菌 (ぞくきん) の 解説も

今回が 最後となりました()

 

 

1 回の投稿で 終わるつもりで

書き始めたのですが・・・

 

 

気が付けば 3 回目(驚)

 

もう サルモネラはいいよ・・・

 

 

って お腹いっぱいに なっている

あなた!!

 

 

今回の投稿は 読んでおいて

絶対!損はないです!!

 

その前に・・・

 

 

このブログでは

サルモネラ属菌 = サルモ

と 呼ぶからね!

 

 

じゃあいくよ~!!

 

 

前回までの投稿では 食中毒

原因になる サルモについて

記事を 書いてきましたが

 

今回は 感染の原因となる

サルモの紹介を していきます!

 

 

サルモネラ属菌には 三類感染 (さんるいかんせんしょう) にも

指定されている (ちょう) チフスの原因となる

チフス菌(Salmonella (サルモネラ) Typhi (チフィ) ) と

 

パラチフスの原因となる パラチフス

(Salmonella (サルモネラ) Paratyphi (パラチフィ) A (エー) )

(ふく) まれています()

 

 

上に書いた チフス性のサルモ

人にだけ 感染する細菌で

 

サルモ感染してしまった人の

糞便 (ふんべん) を原因とする 二次感染

ほとんど なんだけど

 

糞便汚染 (おせん) された や食材を

食べることに よっても

感染することが あって・・・

 

 

発展途上国 (はってんとじょうこく)

流行することが 多いんだ()

 

 

そして・・・

 

 

感染を 引き起こすサルモには

こんな エピソードがあります()

 

 

1900 年代 前半のアメリカで

メアリー・マローンと 言う人が

腸チフス感染したんだけど

 

健康保菌者 (けんこうほきんしゃ) (感染は しているんだけど

発病 (はつびょう) せずに 体内に菌を宿している

状態)だったため 本人は気付かず

 

 

住み込みの 家政婦 (かせいふ) として

(やと) (ぬし) の料理を 作っていました。

 

 

そして・・・

 

 

ちょうど この時期に

アメリカ(ニューヨーク)で 腸チフス

感染者が 出てきたため

 

感染源を (くわ) しく調査していくと・・・

 

 

なんと!!

 

 

メアリーに 辿 (たど) り着くのです(驚)

 

 

ただ・・・

 

 

メアリーは 健康保菌者なので

自覚症状 (じかくしょうじょう) は ありません()

 

逆上 (ぎゃくじょう) した 彼女は

ニューヨーク市衛生 (えいせいきょく) を 相手に

訴訟 (そしょう) を 起こしたんです!!

 

 

これが 話題を集め この事件

世間が 広く知ることになります!

 

 

その名残 (なごり) 健康保菌者のことを

Typhoid (タイフォイド) Mary (メアリー) と 呼ぶことがあります。

 

 

話は () れましたが・・・

 

 

このテーマの①でも 書いた

サルモ検便の検査項目の

一つになっている というのは

 

健康保菌者を 確認するために

実施 (じっし) しているんです!!

※関連記事

食品工場はこんな所!(衛生管理編) ②

食品工場で実施している検便とその役割!①

 

 

食中毒性のサルモとは また違った

サルモについての 投稿だったけど

 

お腹いっぱいに なってた

あなた!!

 

 

まあまあ、面白かったでしょ(笑)??

 

関連記事

サルモネラ属菌と微生物検査 <前増菌培養>

サルモネラ属菌と微生物検査 <選択増菌培養>

サルモネラ属菌と微生物検査 <分離培養>

サルモネラ属菌と微生物検査 <確認培養> ① 

 

本文の終わりを示すイラスト

 

まだまだ!

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