今回は
食品工場のエリア分けについて
投稿したいと 思います!
【設計設備編の目次】
1. 構造や室温
2. 壁の素材や床面の形状
3. チラー水や殺菌水
4. ゾーニング
5. 扉や照明関係
※リンクをクリックすると 気になるタイトルから読めます!
エリア分けの前に
基本的な作業の流れ(動線)について
簡単に説明しますね!
①原料の受入・開梱
②前処理・下処理
③加工・殺菌
④包装・異物検査
⑤出荷
こんな感じの流れで
商品が出来ていきます!
※すべての食品工場に
当てはまる わけではありません!
この作業動線に 基づいて
汚染区域・準清潔区域・清潔区域 と
エリアを 分けていきます!
分け方や エリアの名前は
例えば
①原料の受入・開梱作業をする
エリアならダンボールや
場合によっては 土や泥が付いている
原料を 取り扱うことに なるね?
しかも 外に一番近い所で
作業することに なるので・・・
もちろん!「汚染区域」だよね~!
じゃあ・・・
②前処理・下処理作業をする
部屋は?
汚・・・
「準清潔区域」だよね~!
ちょっと 間違いかけたよね~!!
③加工・殺菌作業をする 部屋は??
「清潔区域」? ・・・
ファイナルアンサー?
・・・
「正解!!」
④包装・異物検査作業をする
部屋は?
このエリアは もしかしたら
食品工場によって
違いが あるかも しれませんが
「準清潔区域」もしくは
「清潔区域」に なります。
最後!
⑤出荷作業をする 部屋は?
外部に近いので
汚染区域になります。
このエリア分けに 基づいて
食品工場は こんな所!(設計 設備編) ② でも紹介した
不燃性の断熱パネルで
仕切っていきます!
※これを 専門用語で
「ゾーニング」といいます!!
泥つきの原料を 洗っている隣で
生で食べる キャベツ切ってたら
デンジャラス!!でしょ?
だから原料や人、作業が
交差しないように
パネルで 仕切っていくのです!
僕の会社は エリアごとに
掃除道具などの使用する備品も
色を分けて管理しています。
中には 床の色や作業服まで
エリア別に 分けている所も
あるみたいですよ!!
そして!基本的には
汚染区域⇒準清潔区域⇒清潔区域と
一方通行に なっています!
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どうですか? 食品工場には
こんな素敵な工夫がいっぱい!
散りばめられて いるんだよ!!
食品工場は こんな所!(設計 設備編) ⑤ <扉や照明関係>
でも 今回 紹介しきれなかった
素敵な工夫を 紹介してるよ!!
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まだまだ!
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