意外にも身近に存在しているエンテロトキシン！①

こんばんは！

 

今回は ヤツの記事で

少しだけ 出てきた

 

アレについて

書いてみたいと 思います！！

 

 

その名も・・・

 

 

エンテロトキシン(Enterotoxin)！！

 

 

って言うか それ 何なんすか？

 

 

はい！今から 説明します(笑)

 

 

エンテロトキシンとは

細菌が産生 (さんせい) する 毒素のことで

 

 

黄色 (おうしょく) ブドウ球菌 (きゅうきん) が出す

外毒素 (がいどくそ) で 有名です！

 

 

なぜ 有名になったのか？と言うと

戦後最大の食中毒事件と 呼ばれる

大きな 食中毒事件の原因が

エンテロトキシン だったのです！！

 

 

どんな事件 だったのか？の前に・・・

 

 

簡単に エンテロトキシンの

説明をするね！

 

 

エンテロトキシンには

サルモネラ属菌や ウェルシュ菌、

セレウス菌が出す 易熱性 (いねつせい) のものと

 

黄色ブドウ球菌が出す

耐熱 (たいねつ) 性の 2 種類があります！

 

 

易熱性のものは 熱に弱いので

大きな 問題になることは ないのですが

 

耐熱性のエンテロトキシンは

厄介 (やっかい) です・・・

 

 

一般的に 知られているのは

Staphylococcus (スタフィロコッカス) Enterotoxin (エンテロトキシン) A

SEA・SEB・SEC・SED・SEEの

5 種類で 見付かった 順番に

 

SE の後の アルファベットが

A から Z に 向かって いくんだけど

 

 

技術が 進歩 (しんぽ) するにつれて どんどん

新しい型が 見付かって いってます！

 

 

そして・・・

 

 

エンテロトキシンは ごく稀 (まれ) に

毒素性ショック症候群 (しょうこうぐん)

(TSS：Toxic (トキシック) Shock (ショック) Syndrome (シンドローム) )

と 呼ばれる ショック症状 (しょうじょう) を

引き起こす こともあります(涙)

 

 

この TSS の原因として

よく 知られているのが

 

女性が 生理のときに 使用する

タンポンが 原因で症状を

引き起こしてしまう

というものです(汗)

 

 

これは タンポンを 挿入 (そうにゅう) するときに

手が 汚れていたり

※手には エンテロトキシンを出す

黄色ブドウ球菌が 潜 (ひそ) んでいる！

 

長時間、使用していると

体の中に 入っている タンポンで

黄色ブドウ球菌が 増えてしまい

 

 

産生した 毒素(TSST – 1)

Toxic (トキシック) Shock (ショック) Syndrome (シンドローム) Toxin (トキシン) 1

によって 急な発熱や 嘔吐 (おうと) ・下痢 (げり) の

症状を 引き起こして しまうのです(涙)

 

 

最悪のケースは 命を落とすことも

あるみたいです・・・

 

 

もちろん 女性だけじゃなく

男性も火傷 (やけど) や 外科手術 (げかしゅじゅつ) などによって

TSS を 発症 (はっしょう) する こともあるよ(汗)

 

 

ただ！タンポンの取り扱 (あつか) いを

清潔 (せいけつ) にしてれば TSS は

防げるから 安心してね！！

 

 

あっ！

エンテロトキシンを 原因とする

戦後最大の食中毒事件の

説明が まだでした・・・

 

 

今回 紹介すると

長くなってしまうので

 

次回に この続きと

合わせて 紹介します(汗)

 

 

ちなみに 冒頭 (ぼうとう) で書いた

ヤツの記事 っていうのは

黄色ブドウ球菌って何？

っていう 記事だよ(笑)

 

 

それでは

意外にも身近に存在しているエンテロトキシン！②

でお待ちしております！

 

 

まだまだ！

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