さあ!今日は この菌について
記事を 書いてみたいと 思います!
その名も・・・
セレウス菌(Bacillus Cereus)
この菌は 土壌菌とも 呼ばれていて
農作物!特に 米や小麦などの
「穀類」を 汚染しています(汗)
なので 米を使う チャーハンや
小麦を原料とする パスタや焼きそば
カレーなどを 原因食材として
食中毒になることが 多いんだよ(涙)
知ってる人も 居ると思うけど
カレーの原料も 小麦なんだ(驚)
話は戻るけど セレウス菌には
厄介なところが 2 つあって・・・
まず 1 つ目は
エンテロトキシンという
毒を出します(汗)
そして この毒を原因として
下痢型の食中毒に 感染します(汗)
それだけじゃなく!!
セレウス菌が出す 別の毒素!
セレウリドを 原因として
嘔吐型の食中毒にも 感染するんです!
まずは食品を 嘔吐型の毒で 汚染して
その食品を 体内に入れる(食べる)と
次は体の中を 下痢型の毒で
汚染します・・・
嘔吐と下痢の ダブルパンチです(涙)
ただ・・・
食中毒の症状は
短時間(24 時間 以内)で 回復するよ!
そして 2 つ目の問題は
ボツリヌス菌と 同じように
芽胞という バリアを持っています(汗)
なので 熱に強いです!
100 ℃で 30 分 加熱しても
死滅しないとさえ 言われているよ(汗)
ここで いよいよ
セレウス菌を 原因として
食中毒になる メカニズムの
説明に入りるんだけど・・・
例えば カレーにセレウスが
潜んでいたとして その食材を
鍋に入れて 調理するよね?
その時に グツグツと熱を加えて
煮込むから 食中毒の菌は
死んでるだろうと 安心して
翌日・・・
翌々日と 室温で放置してしまうと
熱に強い セレウスが
殺菌されずに 残っていて(汗)
徐々に 鍋の温度が
下がってくる段階で セレウス菌が
増え易い 温度帯になります・・・
アウト~!!
翌日でも 温めて食べてるから
大丈夫!!には なりません(涙)
熱に 強いんです!!
翌日よりも 翌々日と
放置する時間が 長くなればなるほど
食中毒になってしまう
リスクは 高くなります・・・
特に 夏祭りなどで
大きな鍋に カレーを作り
その残りを 翌日食べると・・・
アウト~!!
大きな鍋って 思ってる以上に
温度のムラがあり 場所によっては
ほとんど 熱がかかってない
所もあります・・・
しかも セレウスは 熱に強いです!
そして 夏は特に
セレウスが増え易い 温度帯に
長く放置されることに なります(汗)
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じゃあ どうするの?
ってことに なるんだけど
熱を加えていても 調理した食材は
出来るだけ 翌日に持ち越さない!
持ち越すとしても
すぐに 冷蔵庫に入れて
10 ℃ 以下で 保管する!!という
セレウス菌を「増やさない」管理が
あなたを食中毒から 守ってくれます!
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まだまだ!
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