前回に 引き続き
HACCP の具体的な 進め方について
記事を 書いていきます!
それでは 早速ですが 始めます(笑)
手順 5. 製造工程を 現場で確認する!
手順 4. で 製造工程を 決めたよね?
この記事から 読み始めた人は
このテーマの① から 読んでね!
決めた製造工程が 現場で問題なく
出来るのか?出来ているのか??
を 確認しないと
設計した商品と 出来た商品・・・
全然!違うやん!!
ってなるかも しれないもんね(汗)
そして いよいよ!
手順 6. 原則 1. 危害を 分析します!
(Hazard Analysis)
関連記事
これは凄い!NASAが認めた HACCP という考え方!!①
現場で作られる 商品には
どんな危害が 発生してしまうのか?を
チームのみんなで 考えます!!
HACCP を テーマにした 記事で
何回も 重複して 書いてるけど
例えば・・・
食材を包丁で 切るときに
刃物が欠けて 商品に
混入してしまう という危害が
起きるよね?って 感じで
現場で製造工程を 確認しながら
危害を 想像します!
次に分析した 危害を基に
手順 7. 原則 2. 重要管理点を 決めるよ!
(Critical Control Point)
関連記事
これは凄い!NASAが認めた HACCP という考え方!!②
さっきの例で 言えば
まずは作業前後の 包丁の破損確認が
重要な管理点に なるんだけど
今回は 今までの流れから
異物を 発見することを
重要管理点に 設定するね!!
続いて
手順 8. 原則 3. CCPの管理基準を 決めよう!
あっ!CCP は 上にも書いたけど
(Critical Control Point)のことだよ!
これは各会社で 取引先さんと
話をして 決めることになると 思うけど
機械で 発見できる
異物の大きさを 設定します!!
発見できる 異物の大きさは
感度が 1 番 悪いところで 反応する
テストピースの 大きさになります!
※金属検出機のテストピース
※X線異物検出機のテストピース
上のイラストにある
小さな球の 大きさが
テストピースの 大きさになるよ!
このテストピース使って 作業前後に
機械が正しく 動作していること
(取引先様と 約束した大きさの
異物が間違いなく 発見できるか)を
確認するんだけど
このときに 機械が反応する
異物の大きさ(テストピースに
付いている 球の大きさ)が
CCP の管理基準に なるんだよ!
※管理基準:この大きさの 異物は
商品に入っていても 見付けられます!
上のイラストなら
SUS:φ 2.0 mm、Fe:φ 1.2 mmが
管理基準になるよ!
φ = 球の直径
ということで 手順 8. 原則 3 までの
具体的な 進め方の説明が
終わりました(汗)
次回は HACCP の具体的な 進め方を
最後まで 書き切りたいと 思います!
それでは このテーマの最終回(涙)
HACCP のメリットと落とし穴・・・そして具体的な進め方!!⑤ で
お待ちしております!
関連記事
これは凄い!NASAが認めた HACCP という考え方!!① ②
HACCP 義務(制度)化?に向けて 僕が考える問題点① ~ ⑤
まだまだ!
他の記事も 読んでみたい方は
サイトマップ (目次) へ Go!
mint