今回は 微酸性電解水
(微酸性次亜塩素酸水)について
記事を 書いてみたいと 思います!
多分 ほとんどの人が
電解次亜水って 呼んでます(汗)
と 言うことで・・・
早速ですが
食品工場では 微酸性電解水を
何のために 使っていると 思いますか?
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何のためか と言うと・・・
殺菌作業に 使っているんです!
ちなみに
通称:次亜塩素酸水って
名前に なってるから
以前 紹介した
よく 間違われるんだけど
実は 全く違うもの なんだよ!!
そこで!このブログでは
違いを 分かり易く するために
微酸性電解水と
次亜塩素酸ナトリウムを
比較しながら 説明するね!
まず 化学式ですが
微酸性電解水は(HClO)
次亜塩素酸ナトリウムは(NaClO)
H :水素 Cl :塩素 O :酸素
Na :ナトリウム
pH も 微酸性電解水は 5.0 ~ 6.5
次亜塩素酸ナトリウムは
10 %に調整された
濃度の物で pH 12.5
※一般的に使用される
200 ppm では pH 8 ~ 9 程度
ppm: 100 万分の 1 の濃度
そして 有効的な 塩素濃度としては
微酸性電解水は 80 ppm 程度
次亜塩素酸ナトリウムは 200 ppm
と 全然違います(汗)
・・・
難しい話は ここまでにして・・・
次は 微酸性電解水の
特徴について 説明するね!
微酸性電解水は その名の通り
微酸性の電気分解 された水です(笑)
水 + 食塩 × 電気分解 =
微酸性電解水 になります!
1 番の特徴は 上にも書いたけど
有効塩素濃度が低い(80 ppm 程度)
だから 次亜特有の 塩素臭がしません!
なので 食品の味を
損ねることが ないんです!!
そして・・・
次亜塩素酸ナトリウムのように
原液を希釈(薄める)して 使う
というような 使用方法ではなくて
水と食塩を 電気分解して
作り出すので
希釈倍率(薄める濃度)を
間違える 心配がない!ということと
微酸性電解水が 出てくる
配管さえあれば どの蛇口からでも
いつでも 同じ濃度の
微酸性電解水が 出てきます!!
ヤッタ~!(笑)
逆に 次亜塩素酸ナトリウムだと
原液を 薄めるときに 濃度に
バラツキが 出てしまう かもしれないし
有機物を 分解すると
濃度が 薄くなるから
原料の状態によっては
すぐに 殺菌効果が なくなってしまう
というような 問題が
起きるかも しれません・・・
その点!微酸性電解水は
仮に分解して 濃度が薄くなっても
何度でも 同じ濃度の 殺菌水を
調製することなく 使用することが
出来るから
殺菌効果が 悪くなっても
また新しい 電解水で殺菌する!
何なら 流しっぱなしで
殺菌しながら 洗浄する!
みたいな 使い方も 出来るよね。
※次亜塩素酸ナトリウムだと
溜めた殺菌水を 1 度 抜いてから
また 濃度を調製した 殺菌水を
作り直す 工程が発生します・・・
ちなみに 濃度を薄める
必要がない ってことは
体に影響がある 濃い濃度で
使うことがない ってことだよね!
じゃあ 体に悪影響を
及ぼすことが ないから安心だ!!
こんな 素敵な 効果があるので
今の食品業界は 微酸性電解水が
殺菌水の 主流になってるよ!
※すべての食品工場に
当てはまる 訳ではありません(汗)
ただ・・・
電解水を作り出す 機械が壊れた時は
次亜塩素酸ナトリウムを
使うことに なるけどね(汗)
余談ですが 微酸性電解水は
2002 年に 厚生労働省から
食品に使用してもいいよ!
って ことになったんだよ!!
やっぱり 安全なのが 1 番だよね!
あなたが働く 食品工場では
もう 微酸性電解水を
使っていますか??
まだまだ!
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