魚アレルギーは原因特定が大事なポイント！①

こんばんは！

今日は 魚アレルギーについて

記事を書いてみたいと 思います。

魚アレルギーは 表示義務 (ひょうじぎむ) がある

特定原材料 (とくていげんざいりょう) では ありませんが

成人を対象として

アレルギーの原因を調べると

第 4 位の原因物質 (げんいんぶっしつ) になっています！

関連記事

食物アレルゲンと食品表示

そんな 魚アレルギーの原因は

大きく分けると 3 つあって

１ 番多い要因と されているのは

「パルブアルブミン」という

水溶性 (すいようせい) のタンパク質なのです。

※水溶性：水に溶ける性質

魚アレルギーを持つ 95 %の人が

パルブアルブミンアレルギーだと

言われているよ(汗)

このパルブアルブミン(PA)は

ほぼ全ての魚に含 (ふく) まれているんだ。

と言うことは・・・

パルブアルブミンを要因 (よういん) として

アレルギーを引き起こす人は

魚を食べると 種類に関係なく！

アレルギーを発症 (はっしょう) してしまう(涙)

関連記事

食物アレルギーの原因について

含有量 (がんゆうりょう) も 魚の種類や加工、

調理方法によっても 変わるよ。

含有量が多いと 言われているのは

鮭 (さけ) 、鮪 (まぐろ) 、鰯 (いわし) 、鰈 (カレイ) 、鯵 (あじ) 、鯛 (たい) 、鱈 (タラ) 、鰤 (ぶり) 、鯖 (サバ) 、鰹 (カツオ) 、秋刀魚 (さんま) などで

血液検査で IgE抗体 (こうたい) の数値を

確認することが 出来るのは

鮭 (さけ) 、鮪 (まぐろ) 、鰯 (いわし) 、鰈 (カレイ) 、鯵 (あじ) 、鱈 (タラ) 、鯖 (サバ) の

7 種類となっています。

関連記事

食物アレルギーの検査について

上に書いた魚は 除去 (じょきょ) した方が

安全かもね(汗)

ただ・・・

水溶性 (すいようせい) のタンパク質なので

水で洗い流すことが 出来ます！

煮汁 (にじる) なんかにも 溶 (と) け出しているよ。

だから 魚の切り身などを洗うことで

アレルギー物質を除去する事ができ！

魚を食べられる場合もあります。

実際に 魚のすり身を

5 回 水にさらすと

パルブアルブミンが

ほとんど 検出 (けんしゅつ) されなくなるまで

除去されたという

実験結果も あるみたいだよ。

あっ！魚の部位別に見ると

頭から 尾に向かって

含有量が減少するみたい！

ちなみに パルブアルブミンは

耐熱性 (たいねつせい) があり 加熱調理しても

残っていますが 缶詰 (かんづ) めなど

高圧で高い熱を加えたものは

パルブアルブミンが消失 (しょうしつ) しています！

100 ℃で 320 分！

120 ℃なら 60 分の加熱で

パルブアルブミンを完全に

消失させたという 文献 (ぶんけん) もあるよ。

じゃあ圧力鍋 (あつりょくなべ) で60分、加熱すると

アレルギーがあっても

魚が食べられるって事になるよね。

まずは缶詰めから 試 (ため) してみるのも

良いかも しれませんね。

余談ですがパルブアルブミンが

最初に発見されたのは「タラ」だよ。

という事で 今回は

この辺で 休憩 (きゅうけい) にします(汗)

それでは

魚アレルギーは原因特定が大事なポイント！② で

この続きと共に お待ちしております。

まだまだ！

他の記事も 読んでみたい方は

サイトマップ (目次) へ Go！

mint