こんばんは!
いよいよ・・・
このテーマの最後の
投稿となりました(涙)
今回は 大腸菌群の完全試験について
記事を 書きたいと思います!
※毎回 同じ説明に なりますが
の記事を 補足として 利用しながら
解説しているので 読み進めていて
補足として 貼り付けている
内部リンクを 見てみて!!
それでは 始めます!
前回の投稿で 培地上で
菌が 発育していたら 大腸菌群の
確定試験「陽性」と書きましたが
「陽性」だと こんな感じになります!
※コロニーが黒い場合や
怪しいものは「陽性」だと
判断して下さいね!
「陰性」だと こんな感じになります!
確定試験でも 紹介しましたが
EMB培地で 発育したコロニーを
※コロニーについての説明は
を見てね!!
白金耳もしくは 白金線という
道具を使って 釣菌(菌を採取)します!
ここから 二つの検査を
同時に 進めます!!
①釣菌した菌を
乳糖ブイヨン培地(LB培地)に
移植(培地に 溶かす感じ)します!!
LB:Lactose Broth
※LB培地は 検査の前に予め
滅菌したものを 準備しておきます!
※滅菌については
を見てね!
※分注とは これだ!
②釣菌した菌を
普通寒天培地(Nutrient Agar)に
移植(画線塗抹)します!
※①がBGLB培地、②が標準寒天培地
ではない理由は 完全試験までに
大腸菌群が 損傷しているから
栄養素が高い BGLB培地や
標準寒天培地では 大腸菌群が
上手く 発育しない
可能性が あるからなんだよ!!
※BGLB:Brilliant Green Lactose Broth
話が 逸れましたが 次に
①を 35 ℃ ± 1 ℃ (34 ~ 36 ℃)で
48 時間 ± 3 時間(45 ~ 51 時間)
②を 35 ℃ ± 1 ℃(34 ~ 36 ℃)で
24 時間 培養します!
※培養時間と温度については
を見てね!
そして いよいよ・・・
完全試験の結果確認です!!
①の発酵管(ダーラム管)の中に
ガスが 発生していて
培地の色が緑から
黄色に変化していれば
大腸菌群「陽性」となります。
※ガスの有無と培地の色が
判定基準になるからね!
②で培養した菌を グラム染色して
顕微鏡で 確認した結果が
グラム陰性の無芽胞桿菌だったら
大腸菌群「陽性」となります!
※グラム染色・桿菌ついては
食中毒の原因って何?を見てね!
※芽胞については
ボツリヌス菌って何?①を見てね!
そうじゃなかったら 完全試験で
大腸菌群「陰性」となり・・・
大腸菌群は 居なかったよ!
っていう 結果となります。
以前に書いた 一般生菌の検査を
補足として 使いながら 解説しても
気が付けば 4 回に 分けての
投稿に なりました(涙)
何となく感じは つかめたかな??
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どうして?説明が難しいのに 微生物検査の記事に挑戦するのか??
まだまだ!
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