こんばんは!
今日は 最近では 三大食中毒の
一つにも 入ってきた この菌について
記事を 書きたいと 思います!
その菌の名前は・・・
カンピロバクター(Campylobacter)
これは 僕の中での
あるある なんだけど
年配の方は キャンピロバクターって
呼ぶことが 多いです。
ちなみに このブログでは
カンピロバクター = カンピロ
と 呼びます(笑)
カンピロを 原因とする 食中毒は
Campylobacter Jejuni
Campylobacter Coli という菌が
原因になることが ほとんどで
主に 鶏肉や生肉を 調理した
器具からの 二次汚染、そして
自然環境でも 鳥のような動物の
糞便経由で 汚染された
水などを 原因として
発症することが 多いです!
しかも カンピロは 鳥などの動物には
無害なので カンピロを保菌している
動物を 未然に発見することは
できません・・・
ただ!!
熱に弱い(75 ℃ 1 分 程度で 死滅)ので
加熱すると 食中毒を 防げるのですが
鳥刺しのような 生肉を食べる機会が
増えてきたのと 同時にカンピロを
原因とする 食中毒も
徐々に 増加してきました(汗)
この背景には 牛刺しが 規制され・・・
豚刺しが 規制されたから ということで
鳥刺しを 食べることが 多くなった
ことが 深く 関係しています(驚)
ちなみに カンピロは 他の
食中毒菌のほとんどが 10 万個 以上
摂取しないと 食中毒に
ならないのに 対して
100 個 程度という かなり少ない数でも
食中毒に なってしまうので(汗)
関連記事
カンピロに 汚染された 食材を
少し食べるだけでも 危険です・・・
カンピロを たかが食中毒菌だと
侮ってはいけません!
カンピロに 感染すると ごく稀に
ギラン・バレー症候群という 病気を
引き起こしてしまう ことがあります!
どんな病気かと 言うと・・・
筋肉を動かす神経に 障害が発生し
両手両足に 力が入らなくなり(汗)
最悪の場合は 呼吸も出来ない・・・
というような状態になります。
何で??
カンピロと ギラン・バレー症候群が
関係あるのかというと・・・
体内にカンピロが 侵入すると
体の免疫機能が
抗体というものを 作ります!
ここで 問題があって・・・
カンピロには 運動神経と同じ
構造のものがあるので 抗体が
カンピロと間違えて
運動神経を 攻撃するのです(涙)
そして神経に 障害が出てしまいます。
そんな 危険な カンピロを
原因とする 食中毒を
防止する方法 なんですが
このブログでも 何度も紹介した
食材は よく火を通す(やっつける)
ことと、生肉などを 調理した器具は
よく洗浄するか、専用の物として
他の食材と 接触させない(つけない)
この 2 つを 徹底することで
カンピロを 原因とする 食中毒を
防ぐことが できます!!
色んな 微生物が居て
管理の方法も 様々だけど(涙)
やっぱり 食中毒防止の三原則は
どんな菌にも 共通する基本的な
管理なんだよね!!
是非!!
この 3 つの記事を 読んでみて(笑)!
まだまだ!
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