カテゴリー: 放射性物質

こんばんは！

 

毎度！毎度！次が気になる 感じで

終わらせてしまい

すみませんでした(笑)

 

今回が このテーマの最後です。

 

 

前回の冒頭 (ぼうとう) で

食品に含 (ふく) まれる 放射性物質 (ほうしゃせいぶっしつ) の

基準値 (きじゅんち) について 書きましたが

 

この数値を超える 食材が

流通 (りゅうつう) していないか？は

原子力災害対策本部 (げんしりょくさいがいたいさくほんぶ) が定めた

マニュアルに則 (のっと) って

 

各都道府県 (かくとどうふけん) で 検査計画を立て

過去の検査実績から 基準値を超える

可能性が高いと 推測 (すいそく) する品目 (ひんもく) を

重点的に 検査しています！

 

※検査結果は 厚生労働省 (こうせいろうどうしょう) や

各自治体 (かくじちたい) のホームページなどで

公表されているよ！

 

 

もしも 基準値を超える

食材が 発見された場合は

回収 (かいしゅう) して 廃棄 (はいき) となり

出荷制限 (しゅっかせいげん) が かかります・・・

 

 

次に周辺の地域を 重点的に

検査して 拡散性 (かくさんせい) がないのか？を

確認していく！という 流れです。

 

 

気になる 出荷制限の解除 (かいじょ) ですが

国が決めた 条件を満 (み) たし

安全性を確認た上で

該当 (がいとう) する 都道府県から国に

申請 (しんせい) を出すことで 解除となります！

 

 

続いて 上の表の基準値について

僕なりの切り口で

解説してみたいと 思います！！

 

 

まず 単位となっている ベクレルだけど

放射性物質(セシウム)から出る

放射能 (ほうしゃのう) の強さ でしたよね？

 

ただ・・・

 

 

一般食品 100 Bq / kg 以下

(食品 1 kg 中に 100 ベクレル以下)

って 言われても

どれぐらい 安全なのか？

イメージが 湧 (わ) きません(汗)

 

 

そこで！

こんな単位に 変換 (へんかん) してみます。

 

 

その名も Sievert (シーベルト) (Sv)！

 

 

シーベルトとは 人体への

放射線被爆 (ひばく) の 影響 (えいきょう) の強さです！

 

 

ここで前回の最後に 繋 (つな) がるのですが

僕らは 自然界や普段の生活で

少しですが 放射線を浴びています。

 

「世界平均」で 年間 2.4 mSv (ミリシーベルト) の

放射線を 浴 (あ) びているらしい(汗)

 

 

ちなみに

放射性同位元素等 (ほうしゃせいどういげんそとう) による放射線障害の防止に関する法律

という 長い名前の法律では

 

安全？な 放射線の上限(線量限度 (せんりょうげんど) )を

1 mSv / 年 としています！

( 1 年間に 1 mSv 以下)

※放射線被爆は「線量」という

単位で表します。

 

 

さあ！ここでようやく

Bq (ベクレル) を Sv (シーベルト) に 変換 (へんかん) するよ～！

 

基準値で 対象となっている

セシウム137(放射性物質) 1 Bqを

シーベルトに変換すると

1 Bq ＝ 0.000013 mSv

になるんだけど

 

一般食品 100 Bq / kg 以下

(食品 1 kg 中に 100 ベクレル以下)

ってことは・・・

 

 

食品 1 kg から出る 放射線で

被爆する線量を

0.000013 mSv × 100 Bq ＝

0.0013 mSv 以下にしてね！

って事だよね？

 

仮に 100 Bq の セシウムを含 (ふく) む

1 kg の 弁当を 毎日 3 食！

1 年間 食べたとしたら

 

0.0013 mSv × 3 食 × 365 日 ＝

1.4235 mSv ・・・

 

 

って 法律にあった 1 mSv / 年 を

超えとるやないか～い(汗)

 

 

超えないと思って 計算したら・・・

 

 

まさかの 年間の上限を

超えるという 展開・・・

 

 

とは言え

電離放射線障害防止規則 (でんりほうしゃせんしょうがいぼうしきそく) で

放射線業務従事者 (ほうしゃせんぎょうむじゅうじしゃ) の被爆限度は

通常作業で 50 mSv / 年

100 mSv / 5 年 となっていて

 

内部被爆 (ないぶひばく) とは言え

1 mSv / 年 を 超えると危険なのか？

と言うのも 疑問に思います。

※実際に色んな 議論 (ぎろん) がありますよね？

 

 

ちなみに レントゲンでは 約 0.6 mSv

CTスキャンでは 約 6.9 mSv

被爆するらしいよ(汗)

 

CTスキャンでも 1 mSv / 年

超えとるやないか～い！

 

 

・・・医療 (いりょう) は 1 mSv / 年 に

含めないんだって(汗)

 

 

放射線を浴びる量が 増えると

癌 (がん) になるリスクが 高まります・・・

 

 

ただそれは 過去のデータを基 (もと) に

確率が高い 低いという話を

しているだけで

ハッキリした「数値」で

区切 (くぎ) れるものでは ありません。

 

 

2012 年(平成 24 年)に

新しく決まった 基準値に基づいて

管理されている 食材を

 

安全だと 信じて

僕らは 生活するしかありません。

 

 

「食」は僕らを 健康にすることも

病気にすることも 出来ます。

 

 

遺伝子組 (いでんしく) み換 (か) えや トランス脂肪酸 (しぼうさん)

このテーマの放射性物質など

昔には 存在しなかった リスクが

時代の流れと共に 現れています！

 

 

これからも 化学の進歩に伴 (ともな) って

まだ見ぬ リスクが

現れるかも しれませんが

 

あなたのもとへ

安全な食品を 届けられるよう

食品の品質デザイナーとして

走り続けていきます！！

 

 

まだまだ！

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