ISO9001:2015年度版への移行ポイント② <リスク及び機会への取組み>

こんばんは!

 

今日は ISO9001 の

2015 年度版への移行 (いこう)

ポイントについて

記事を書いていきたいと思います。

 

【目次】
1. 品質マニュアルと管理責任者
2. リスク及び機会への取組み
3. 組織の知識
4. 製造及びサービス提供
5. 利害関係者のニーズ及び期待の理解
リンクをクリックすると 気になるタイトルから読めます!

 

前回は 品質マニュアル

管理責任者 (かんりせきにんしゃ) について書きました。

 

今回は「リスク」と

機会 (きかい) 」への取組 (とりく) みについて

僕なりの言葉解説 (かいせつ) します!

 

 

2008 年度版では 予防措置 (よぼうそち) という

要求事項 (ようきゅうじこう) で 管理していましたよね?

 

2015 年度版では リスク機会

という 要求事項に変わりました。

 

 

どの企業でも 実施 (じっし) している事ですが

考えられる リスク想定 (そうてい) して

未然 (みぜん) に防ぐ 取り組みが

リスク機会ですよね?

 

 

だから何も特別なことは

しなくて良いのです!

 

普段からやっていることを

マニュアルに 組み込めばいいのです!

 

リストと聞くと 悪い事と

イメージするかも しれませんが

商品が売れすぎて 欠品 (けっぴん) する()

と言う状況も (うれ) しいリスクです。

 

 

だから ヒット商品が発生した場合に

(あわ) てずに対応 出来るように

新商品は 作り () めしておくとか?

 

下請 (したう) け会社を 探しておくとか?

 

販売予測 (はんばいよそく) を 大きく上回る事態 (じたい)

発生した場合の対応方法を

決めておくのです!

 

 

これは不測の事態を回避 (かいひ) する

機会」が手に入った!

と言うことになりますよね?

 

これが 今回の 2015 年度版から

新しく () () まれた 要求事項です。

 

 

ちなみに ISO の定義 (ていぎ) では

リスク:不確かさの影響

と規定されています。

機会の定義はなし

 

僕が考える リスク機会

どんな物事 (ものごと) にでも 必ず!

良い面と 悪い面や

色んな (とら) え方があって

悪い影響 (えいきょう) を与える 出来事には

それを改善 (かいぜん) する 機会があるのです。

 

身近な話に置き換えると

大阪から 東京に行くのに

飛行機で行くと 財布 (さいふ) にとっては

大きな「リスク」だけど()

目的地には早く着く

機会」が手に入るのです!

 

 

この両面の考えは

品質のマネジメントでも

置き換えることが出来ると

思いませんか?

 

 

あなたの会社で普段 (ふだん)

当たり前のように やっている

問題未然に防ぐ 取り組みを

見つめ直してみると 自然と

6.1「リスク及び機会への取組み」

という 要求事故には

何が当てはまるのか?が

見えてきますよね?

 

という事で 今回はこの辺で

休憩にしたいと 思います()

 

それでは

ISO9001:2015 年度版への移行ポイント③ <組織の知識>

この続きと共に お待ちしております。

 

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