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作業環境の微生物検査!落下菌の測定と発生原因!!

こんばんは!

 

今回は落下菌 (らっかきん) テーマ

記事を書きたいと 思います!!

 

タイトルは 難しそうだけど

検査自体は 簡単です(笑)

 

 

それでは始めます!!

 

 

落下菌とは その名の通り

「落下」してくる「菌」です(笑)

 

えっ?どこに 落下するの??

 

 

それ!ナイス質問!!

 

 

落下菌微生物を培養するための

培地という物の上に落ちてきます。

 

 

詳しく説明すると 落下菌の検査は

一般生菌微生物検査の記事でも

紹介した 例のヤツを使うんだ!

So!培地 (ばいち) です!!

 

 

これは微生物栄養が入った

粉末状 (ふんまつじょう) の粉で 細菌にとっては

めちゃくちゃ美味 (うま) い ご馳走 (ごちそう) です(笑)

培地についての 詳しい説明は

一般生菌微生物検査の補足

を読んでね!

 

 

これを 精製水 (せいせいすい) に混ぜて

溶かしたものを シャーレに

流し込んで 固めます!

精製水:不純物が取り除かれた

何で培地が 固まるかについては

一般生菌微生物検査の補足

を見てね!!

 

 

これで完成!!

 

 

ちなみに・・・

 

 

細菌(一般生菌 (いっぱんせいきん) )は 標準寒天培地 (ひょうじゅんかんてんばいち)

真菌 (しんきん) (カビ酵母 (こうぼ) )は PDAを使います

PDA:ポテトデキストロース寒天培地

 

 

後は・・・

 

 

落下菌を 調べたい場所で シャーレを

上にした状態で フタを開けて

細菌(一般生菌)は 5 分間

真菌(カビ酵母)は 20 分間

放置 (ほうち) します・・・

 

 

そして この培地の上に 落ちてきた

(落下してきた)菌を 培養 (ばいよう) して

数を カウントするのです!

 

 

培養時間は・・・

 

 

細菌は 35 ℃ ± 1 ℃(34 ~ 36 ℃)で

48 時間 ± 3 時間(45 ~ 51 時間)

 

真菌は 23 ℃ ± 2 ℃で 7 日間培養

培養時間についての 詳しい説明は

一般生菌微生物検査の補足

を読んでね!

 

 

目には 見えませんが

もし空気中に 微生物が居ると()

 

上で書いた 培地の上に

コロニーと言うものが 出来ます!

コロニーについての 詳しい説明は

一般生菌微生物検査の補足

を読んでね!

 

このコロニーの数を カウントして

作業環境に どれぐらいの

微生物が 居るのか?を

確認してるんだ!!

関連記事

安心して下さい!あなたの疑問を解決しちゃいます!!⑦

 

 

あっ! 落下菌の基準だけど

衛生規範では こんな基準があるよ!

※僕らは この基準に収まるように

作業環境を 管理しています!

 

 

ところで・・・

 

 

落下菌が多く検出される

一番の原因は どこだと思いますか?

 

なんと・・・

 

 

エアコンなんです!!

 

 

内部のフィルターや

風の吹き出し口に 汚れ (ほこり)

() まっていたり カビが生えていると

 

エアコンから出る 風に乗って微生物

空中を 舞うことになります・・・

 

 

実際!僕らも 落下菌

多く 検出されたときは

エアコン洗浄をします!

 

そして 再検査をすると・・・

 

 

落下菌が 検出されなくなる

ということを 何度も

経験しているんです!!

 

 

エアコン以外でも 乾燥した部屋で

床に汚れカビがあると

 

人が通ったときに 発生する風で

微生物が舞い上がり 落下菌として

検出されることも あるよ()

 

 

落下菌は 作業環境で

汚れ蓄積 (ちくせき) している 場所があると

検出されます・・・

 

 

だから僕らは 定期的に

落下菌の 検査をして

 

作業環境に 異常がないのかを

確かめて いるんです!

 

 

あなたが働く工場や 住んでる家の

エアコンは もちろんキレイだよね??

 

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まだまだ!

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