カテゴリー: 専門用語！！

こんばんは！

 

今日は食物アレルギーと

花粉症 (かふんしょう) の関係性について

記事を書いてみたいと思います！

 

みなさんは口腔 (こうくう) アレルギー症候群 (しょうこうぐん) (OAS)

(Oral (オーラル) Allergy (アレルギー) Syndrome (シンドローム) )という名前を

耳にしたことは ありますか？

 

 

食べ物を摂取 (せっしゅ) する事で

アレルギー症状 (しょうじょう) を引き起こすのは

食物アレルギーと同じなのですが

口腔アレルギー症候群の原因は

食品ではなく！花粉症なのです(汗)

 

どういう メカニズムなのか？というと・・・

 

 

僕らの体には「抗体 (こうたい) 」と呼ばれる

免疫機能 (めんえききのう) が備 (そな) わっています！

 

免疫グロブリン(Immunoglobulin (イムノグロブリン) )

通称 (つうしょう) 「Ig」とも呼ばれていて

生きていく上では

必要不可欠 (ひつようふかけつ) な機能だよね？

 

ただ・・・

 

 

この免疫機能が勘違 (かんちが) いをしてしまい

体にアレルギー症状を

発症 (はっしょう) させてしまう事があるのです(汗)

 

 

花粉症とは特定 (とくてい) の花粉を異物だと

体が認識 (にんしき) している状態を指 (さ) しますよね？

 

だから免疫機能が体内に侵入 (しんにゅう) した

花粉を除去 (じょきょ) しようと反応 (はんのう) して

鼻水やクシャミなどで

外に出そうとするのです！

 

ところが この花粉とよく似た

構造 (こうぞう) を持つ果物や野菜でも

体が異物だと反応(勘違い)して

アレルギー症状を

引き起こす事があります・・・

 

 

これを交叉 (こうさ) 反応と呼び

それが口腔アレルギーなのです！

 

ただ口腔アレルギーは

食物アレルギーとは違って

口や喉 (のど) 周りで症状が出ることが多く

全身にアレルギー症状が出ることは

ほとんどありません。

 

口腔＝口から喉までの空間だから

名前の通りだよね？！

 

何故 (なぜ) ？全身に症状が出ないのか？

と言うと・・・

 

 

口腔アレルギーは野菜や果物を

花粉と勘違いして アレルギー症状を

引き起こしてしまうんだよね？

 

だから 卵や小麦などの

食物アレルギーと違って

胃や腸の消化酵素 (しょうかこうそ) で分解 (ぶんかい) してしまうので

全身ではなく！直接 (ちょくせつ) 接触した口や喉だけで

症状が出るのです！

※食物アレルギーは熱や消化酵素に強くて

腸から吸収されるから 全身に症状が出るんだよ。

 

と言うことで

今回はこの辺で休憩 (きゅうけい) にして

口腔アレルギーを引き起こす

果物や花粉については

次回の投稿 (とうこう) で紹介したいと思います。

 

それでは

花粉が口腔アレルギーを引き起こすって本当ですか？② 完結 で

この続きと共にお待ちしております！

 

 

まだまだ！

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