連続して 投稿しちゃいます!
【目次】
1. ISOについて
2. 標準化とは?
3. 品質マニュアルと規格要求事項
4. 品質マニュアルの内容
5. 文書管理について
6. 不適合と是正
7. 内部監査とは?
8. マネージメントレビュー
9. 一次審査の準備
10. 一次審査の内容
11. 二次審査の内容 前半
12. 二次審査の内容 後半 完結(取得)
※リンクをクリックすると 気になるタイトルから読めます!
前回の最後でISOとは
標準化することだと 書きましたが
標準化とは 一体?
どういうこと なのでしょう??
ISOの解説で よく用いられる
「ネジ」の 規格ネタで
説明しますね!
ネジには 国際的に決められた
規格 (サイズ) があります(驚)
それは どうしてでしょうか?
それは・・・
もしネジを作る 会社が
すべて 違うサイズの
ネジを作っていた としたら
ネジ会社別に
すべての サイズのネジを
用意(ストック)しておかないと
ネジが 壊れたときに
対応できなく なりますし
なにより 各ネジ会社が
ネジの生産を止めてしまうと
修理できない物が 出てきてしまう
可能性が あるからです・・・
と言うことから ネジは国際的に
決められた サイズで
作られているのです!
その他には「非常口のマーク」
これは 世界中どこでも
このマークになっているんだよ!
時々!こんなのもや「EXIT」
人の向きが逆の
パターンもあります(汗)
でも基本的には 上のイラストみたな
マークで「緑色」に 光っています!
ちなみに なぜ?緑色なのかと いうと
緑が 赤の補色 だからです。
補色とは お互いの色を
最も 目立たせる 色のことだよ!
上のイラストだと
赤字に緑字だけ 字の周りが
ぼんやり見えて 目立ってない?
なので 火災などで 辺りが
炎の「赤色」だったとき
非常口の「緑色」を
見付け やすいのです!
お医者さんの 手術着が
血の赤に対して 緑色に
なっているのも 同じ理由です!
こうしておけば もし海外で
火災に 巻き込まれたとしても
誰でも非常口が 見付けられるよね?
こんな風に どこで誰がやっても
同じ結果が 出るように
統一することを
「標準化」と 言うんだ!!
そしてやっと!前回の続き
標準化に 関しての
書きますよ~!
僕は毎月 1 回 各部署の
パートさんを対象に
品質をテーマにした
教育訓練を 実施しています。
その場で フライドポテトの
温度を確認するのが
上手い人が 居ると聞き!
実際に その人が
温度を測っているところを
見に行ったことが あります!
そして 温度を測る場所に
測り方が上手い人が 実際に
作業をしている 手元の写真を
掲示 してみることにしました!!
この次の日から 1 ヵ月間の
温度の測定結果の平均値を見たら
なんと!!
10 ℃以上 平均値が
上がっていました(驚)
僕が やったのは 温度を
測定するのが 上手い人の手元の
写真を 掲示した だけです!
それで この結果を 翌月の
教育訓練で発表したら・・・
更に 5 ℃ 平均値が
上がりました(笑)
温度の測り方が
人によって違っていたのです!
それを皆が 同じ方法で
測れるように なったんです!
こんな感じで 誰がやっても
同じ結果が 出るように
作業を統一する 活動が
「標準化」なのです!!
ISOの審査では 色んな作業が
標準化されているかを
細かく確認されますよ(汗)
余談ですが 非常口マークの
発祥は JAPANらしい!!
何で英語かって?
もちろん!意味はないよ (笑)
それでは
「ISO9001」取得までの 道のり ③ <品質マニュアルと規格要求事項> で
会いましょう!
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