金属検出のサポーター！その名もマグネット！！①

こんばんは！

 

今回は 異物検出 (いぶつけんしゅつ) の話です。

 

食品会社では 金属検出機 (きんぞくけんしゅつき) や

X線異物検出機など

 

機械を使って 異物を取り除 (のぞ) くことが

多いのですが・・・

 

 

こんな方法でも「金属異物」を

除去 (じょきょ) することが 出来るんです！！

 

 

どんな方法かと 言うと・・・

 

 

マグネット(磁石 (じしゃく) )を 使って

金属を 除去(引っ付ける)します！

 

 

一般的には 刃物が付いている

機械の「出口」や 棒状 (ぼうじょう) になっている

マグネットを 食材の中に入れて

金属を 引っ付けます！

この時に 注意しないと いけない事が

いくつか あるんだけど(汗)

 

 

まず 1 つ目は マグネットの間隔 (かんかく) です！

 

間隔が狭 (せま) いと 商品が引っ掛 (か) かり

スムーズに 流れない・・・

 

 

でも 間隔が広すぎると

マグネットに 商品が接触 (せっしょく) せず(汗)

金属を 除去できないので

 

 

通過 (つうか) させる 商品の形状 (けいじょう) に

合わせて マグネットの間隔を

設定する 必要があります！

 

次に注意する ポイントは

マグネットに 引っ付いた金属を

商品の切 (き) り替 (か) えや 洗浄作業の時に

完全に取り除く ということです！

 

せっかく 除去した金属が

別の商品に 入ってしまったら

大変だもんね(汗)

 

 

その他にも マグネット自体 (じたい) の

破損確認 (はそんかくにん) も 必要だよね？

異物を除去するためのマグネットが

異物として 混入した！

なんて 事になると・・・

 

 

やってる 意味ないし(涙)

 

 

他には どんな注意点がある？

 

マグネットの磁力 (じりょく) が

落ちていないかの 確認が必要だよね！

 

詳しくは 磁界 (じかい) ・・・

 

 

いや！次回で 解説 (かいせつ) しますが

永久磁石でも 磁力は落ちます(涙)

 

 

だから 定期的 (ていきてき) に 磁力を

確認しないと いけないんだよ・・・

 

 

ところで 磁力って

どうやって 確認するの？って

思った あなた！

 

何も 特別なことは しません(笑)

 

 

磁力測定器 (じりょくそくていき) という

便利 (べんり) な物が あるので

 

器械 (きき) の先を マグネットに

接触させる だけです！

 

 

最後に 磁力の単位 (たんい) ですが

Tesla(テスラ) ＝ T という

記号で 表します！

 

 

以前の日本では

Gauss(ガウス) ＝ G という

記号が 使われて いたのですが

 

 

国際単位系 (こくさいたんいけい)  ： 通称 (つうしょう) SI で

(International (インターナショナル) System (システム) of (オブ) Units (ユニッツ) )

国際的に 使用する単位として

Tesla (テスラ) が 推奨 (すいしょう) されていたので

 

1997 年 10 月 1 日以降 (いこう) からは

商取引 (しょうとりひき) で Gauss (ガウス) の使用が

禁止 (きんし) されました！

 

 

ちなみに 1 T (テスラ) ＝ 10,000 G (ガウス) です。

って 言っても ピンとこないよね(汗)

 

実は・・・

 

 

僕もそうです(笑)

 

 

と言うことで 後半は

マニアックな 内容になりましたが

今回は この辺で

休憩 (きゅうけい) にしたいと 思います！

 

 

あっ！言い忘れた事があった(汗)

食品工場の壁には 磁石が引っ付く

場合があるのですが

 

このマグネットは 凄く強力なので

壁 (かべ) に近づけると マグネットで挟まれて

大怪我 (おおけが) をする場合があるから

気をつけてね！

 

 

それでは

金属検出のサポーター！その名もマグネット！！② で

この続きと共に お待ちしております！

 

 

まだまだ！

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