こんばんは！
今回は 微生物の制御が テーマです！
と言っても 微生物を制御する方法
ではなくて 言葉の意味に
スポットライトを 当てて
記事を 書いていきます！
よく 消毒や殺菌、除菌という
言葉を 耳にしますよね？
でも 消毒と殺菌の違いは？と
聞かれても 答えに困る人も
多いと思います・・・
そこで！今回は タイトルにもある
消毒・殺菌・滅菌・除菌・抗菌の
言葉の意味を 紹介します！
まずは「消毒」
これは 毒を消すという 意味です！
なので 微生物の毒を
無毒化(消す)することが 消毒です。
と言うことは 消毒すると
微生物が 居なくなるのか？というと
そうでは ありません(汗)
もちろん！死滅してしまう
微生物も居るけど 消毒では
害のない 程度の微生物は
残っています・・・
よく 間違うのが「殺菌」ですが
これは 消毒と違って
微生物を 死滅させます！
ただ・・・
殺菌をすると 微生物が
「0」になるのか？というと
そうではなくて
微生物を 死滅させるという「行為」を
殺菌と 呼んでいるだけで
1 匹でも 1,000 匹でも 微生物を
死滅させれば 殺菌です(汗)
だから 殺菌済みと なっていても
どれだけの微生物が 死滅したのかは
正直 分からない・・・
そこで！食品業界では
対象となる微生物を○○ / g 以下
みたいな 感じで
数値で 殺菌の状態を
管理しているんだよ！
続いて「滅菌」ですが
これは 殺菌よりも 基準が厳しく
微生物が「0」の状態です(驚)
一般的には あまり聞くことは
ないかも しれませんが・・・
微生物検査で使用する 器具は
すべて 滅菌されています！
何故かと 言うと・・・
使用する器具が
微生物に 汚染されていると
正確な 検査結果が 出ないからです。
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検査結果で 多くの微生物が
検出されたとしても
汚れた器具で 検査していると・・・
食材が 汚染されていたのか？
器具が汚れていた だけなのか？が
分からないもんね(涙)
次は よく聞く「除菌」だけど
その名の通り 微生物(菌)を
除去することです！
例えば手洗いは 手の平の菌を
洗い流しているけど
殺菌や 滅菌のように
微生物を 死滅させたり
消毒のように
毒を無毒化している 訳じゃなく
ただ 菌を除去している だけです！！
除菌の 1 つなのです！
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意外にも 除菌は食品の品質に
大きな影響を 及ぼすんだよ！
まずは 除菌で全体的な
菌数を 減らしてから
殺菌や 消毒をする！
これが 食品業界では
一般的な 製造工程なんだ！
手洗いで 手の汚れを落としてから
アルコール消毒をするとか
包丁や まな板の汚れを 落としてから
食材を 調理するとか
どんな工程でも ほとんどの場合
作業前に 除菌をするもんね！
そして 最後は「抗菌」です。
抗菌は「菌」に対して「抵抗」を
持たせるという 意味で
微生物の繁殖を 抑制することです！
ただ・・・
抗菌をしていると
全く 菌が増えないのか？というと
そうではなくて
増えにくく なるだけです(涙)
今では 身の回りの色んな物が
抗菌されているけど
すべての菌が 対象じゃないんだよ！
特に カビなんかには
効果がないって 言われてて
抗菌じゃなくて 防カビが
繁殖を抑える 方法なんだ！！
こんな風に 微生物の状態によって
色んな言葉が 使い分けられています。
この記事を 読んてくれた あなたなら
殺菌と消毒の違いを 聞かれても
もう困ることは ないよね？！
まだまだ！
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