Hello!
名探偵mintです。
昨日の投稿に 引き続き
暑くなってきたので
冷凍食品が 出荷作業のときに
溶けていないか 心配です・・・
という 調査依頼の検証結果を
紹介したいと 思います!
計測したトラックの
荷室の温度(約 10 ℃)で
冷凍商品を 放置すると 何時間ぐらいで
解凍されてしまうのか?について
調査するところまで 書きました!
僕らの検証では 約 10 ℃の環境で
冷凍商品を 放置すると
4 時間で-18 ℃の商品が
-3 ℃まで 温度が上昇するという
結果になりました。
念のため 4 時間後の 商品を開封して
中身を 確認しましたが
さすがに 4 時間も 放置すると
凍ってはいますが
許容範囲ギリギリ という
状態でした・・・
そして この状態で もう 1 度
-18 ℃まで 温度を下げ
商品の状態が どうなるか?
確認してみました。
温度が 高くなったことが原因で
フルーツの表面に
果汁が染み出してしまい(汗)
フルーツが お互いに引っ付いて
塊になってしまったら
ダメだもんね・・・
フルーツは 糖度が高いから
ベタベタするよね?
だから 溶けると
お互いに引っ付くんだ!!
結果は・・・
フルーツが 引っ付くことなく
正常品と 同じ状態で 凍っていました!
ちなみに 微生物検査の結果も
問題ありませんでした!!
今回の 調査結果としては
夏場の出荷作業は 長くても
4 時間以内に 終わらせないと
商品に影響が出る 可能性があるという
結果になりました。
ただ・・・
トラックの荷室や 外気温の影響
検証する 商品によっても 違うので
この結果が すべての冷凍品に
当てはまる 訳ではありません!
あくまでも トラックの荷室を含め
10 ℃の環境 だったとしたらです!
ちなみに 26 ℃の 環境だと
1 時間以内に 完全に
溶けていました・・・
なので 参考程度にしてね!!
最後に 余談ですが
僕が検証した 冷凍商品は
ダンボールに 入っていました。
クール宅急便に 使われているような
特殊な加工がされた
保存ダンボールほど ではありませんが
ダンボールには 断熱効果があります!
これは ダンボールの
ライナーという厚紙が
波状になっている 芯の中を
挟むように 作られているから
波の高さ分の隙間に 空気の層ができて
断熱機能を果たすんだ!!
そして紙は もともと熱を
伝えにくい 素材なんだよ!
紙コップに お湯を入れても
素手で掴めるのは そのためだ
あれが 熱を伝えやすい
鉄のコップだと・・・
熱っ!!ってなるよ(笑)
by 名探偵mint
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