こんばんは!
今回は X線異物検出機や
金属検出機のテストピースでも
確認に 使われている「ステンレス」
について 色々 書いてみます!
ところで ステンレスとは
どんな物なんでしょう?
ご存知の方も
たくさんいらっしゃると 思いますが
鉄(Fe)に クロム(Cr)を 混ぜた物で
Stain : 汚れ Less : 少ない=
Stainless : 汚れが少ない(錆びにくい)
という 意味です。
鉄(50 % 以上)の 表面を
クロムで 覆っているから
錆びにくいんだよ!!
だから 食品工場では 錆びにくく
耐久性が強いという 理由から
作業台や シンク(流し台)
機械や 荷物を運ぶ 台車など
ほとんどの物に ステンレスが
使われています!
・・・
ここからは 少し
マニアックな 話になるので
「へ~」って 感じで
読んでくれれば いいです(汗)
じゃあ いきますよ~!
ステンレスには 色んな種類があって
鉄(Fe)と 混ぜられている
クロム(Cr)の 割合によって
こんな風に 分類されています!
・オーステナイト系ステンレス(SUS 304)
※クロム(Cr):18 %、ニッケル(Ni):8 %
(通称:18 – 8 ステンレス)
・フェライト系ステンレス(SUS 430)
※クロム(Cr):18 %
(通称:18 クロムステンレス)
・マルテンサイト系ステンレス(SUS 410)
※クロム(Cr):13 %
(通称:13 クロムステンレス)
ちなみに
強度や 錆びにくさの 違いですが
鉄以外の物質の 割合が多い
SUS 304 (18 – 8 ステンレス)
SUS 430 (18 クロムステンレス)
SUS 410 (13 クロムステンレス)
の順に 錆びにくく
強度は 逆の順番で 硬くなります!
そして
SUS 430 , 410は 磁性がありますが
SUS 304 は 磁性がありません。
こんな風に 色んな特徴がある
ステンレスを 強度や錆びにくさで
用途を 考えながら
使い分けて いるんだ!!
最後に なりますが
ステンレスのような 硬い異物は
食品に 混入してしまうと
大きな事故に 繋がってしまうかも
しれないよね・・・
しかも 食品工場では 色んな物に
ステンレスを 使っている(汗)
だから 異物を発見する 機械では
ステンレスが入った
テストピースを使って
※金属検出機のテストピース
※X線異物検出機のテストピース
ステンレスが 食品に入っていても
発見できることを 確認しているんだ!
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