こんばんは!
前回は WC の設定値の基になる
架空の商品と 箱の重さを
設定しました。
初めて読む方は このテーマの①から
順番に読んでね!
※WC:Weight Checker
それでは WC の設定値について
記事を書いていきます。
【設定】
商品の上限:115g 下限:105g
箱の上限:315g 下限:285g
入り数:10 個入り
まず WC の下限ですが
考えられる 1 番 重い組み合わせで
設定します!
何故か?というと・・・
設定よりも「軽い」ものは
すべて 排斥するので
1 番「重い」組み合わせを
下限値にしておくと
その他のすべての組み合わせも
必ず 排斥されるのです!
逆に 上限は考えられる
1 番「軽い」組み合わせに
設定しておきます。
それでは架空の商品の設定で
実際に計算してみましょう!
下限は 商品が足りないことを
重量が軽いことで
見付ける 仕組みでしたよね?
答えを言ってしまうと・・・
考えられる 1 番 重い組み合わせは
袋の上限 × 1 袋足りない + 箱の上限となります。
具体的には
115g × 9 袋 + 315g = 1,350g が
1 番 重い組み合わせです!
だから 1 袋足りない 組み合わせを
排斥するには 下限値を
1,351g に設定します。
設定を 1g 重くしないと
1,350g ちょうどの商品は
排斥しないので 注意して下さいね!
※上限は逆に 1g 軽くします。
続いて上限の設定です!
考えられる 1 番 軽い組み合わせは
袋の下限 × 1 袋多い + 箱の下限となります。
具体的には
105g × 11 袋 + 285g = 1,440 g が
1 番 軽い組み合わせです!
この計算した範囲内に
商品の重量が収まっていたら
入り数の過不足はない!
という事になります。
※機械の設定値は 1,351 ~ 1,439g
それでは 誤排斥をするのか?の
確認をしてみましょう!
商品の下限が 105g なので
105g 以下の商品は 排斥されます。
機械でも手作業でも下限調度に
計量することは 不可能なので
少しの入り目を設けることが
一般的です!
仮に 1g の入り目を設けたとしたら
実際に通過する商品で
最も少ない重量は
106g 程度に なります。
この 106g が 10 袋入っていて
箱が上限と下限の中間の
300g だとしたら
106g × 10 袋 + 300g = 1,360g になり
上限:1,439g 下限:1,351g の範囲内に
収まっているので 誤排斥しません。
逆に上限の 115g で計算しても
115g × 10 袋 + 300g = 1,450g なので
範囲内に収まっています!
って言っても
難しいので??ってなるよね・・・
今回は この辺で休憩にしましょう(汗)
それでは
入り数確認のWCはどうやって設定すればいいのか?③ 完結 で
お待ちしております!
まだまだ!
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