こんばんは!
前回の投稿では
マグネット(磁石)の管理について
記事を 書きましたが
今回は マグネットの性質に
焦点を当てたいと 思います!
すみません・・・
今回の内容は
ほぼ 科学になってます(汗)
と言うことで
さらっと 読み進めて下さい(笑)
授業で習ったと 思うけど
磁石には N極 と S極 があるよね?
覚えてる??
磁石の N極 から S極 に向かって
磁力が 流れてるんだけど
これを 磁界と呼びます!
これが 磁界だ!↓
昔に 砂鉄でやったよね?
磁石の外では N極 ⇒ S極 へ
磁石の中では S極 ⇒ N極 へと
磁力が グルグル 円を描いて
磁界を 作っています!
この性質を 利用して
磁石の保管は こんな風にするんだ!
常に磁力が流れてる 環境にすることで
磁力が落ちにくく なるんだよ(驚)
あっ!それと 錆びないように
容器の中に 乾燥剤を入れよう!
イラストでは 棒磁石だけど
食品工場で 使ってる
マグネットの棒でも 原理は同じだよ!
※乾燥剤が 異物として
混入しないように 注意してね!
そして・・・
こんな性質も あったよね?
実は・・・
磁石の中は 小さな
N極 と S極 の集まりなんだ(驚)
だから どの位置でカットしても
N極 だけに なったり
S極 だけに なったり
位置が 入れ替わったり しないよ!
ところで 鉄を磁石にする!
なんて 実験を見たことない?
あれも 鉄の中にある
小さな N極 と S極 の集まりを
利用してるんだ!
ここだけの話!
鉄って 細かく分解してみると
磁石に なっています(驚)
ただ・・・
小さな N極 と S極 の集まりが
色んな方向を 向いているから
磁性が ないんです!
ところが この鉄の塊に
磁石を 引っ付けると
N極 と S極 が 互いに
引っ付こうとする 性質が働き・・・
鉄の中の小さな
N極 と S極 の向きが 揃います(驚)
この性質によって
鉄の塊が 磁石になるんです!
この原理を 応用して
永久磁石を 作っているんだよ!
ちなみに 永久磁石に
利用されている 素材は
ネオジム、フェライト、アルニコ
サマリウムコバルトなどがあり
それぞれ 磁力を失う温度
(キュリー温度)が 違います(驚)
??
だよね・・・
物質はすべて 原子という
小さな粒子で 構成されているんだけど
熱を加えると この原子が振動します!
原子が 振動することで
物質は 熱を持つのです(驚)
と言うことは・・・
熱を加えると 原子の振動で
すべて 同じ方向を向いた 磁石の
N極 と S極 の向きが
バラバラになって しまうのです(涙)
でも そんなに低い温度じゃないよ。
上で紹介した 素材を例にすると
ネオジム:約 320 ~ 340 ℃
フェライト:約 450 ~ 460 ℃
サマリウムコバルト:約 700 ~ 800 ℃
アルニコ:約 850 ~ 860 ℃
と言うように かなりの高温じゃないと
磁力を「完全には」失いません!
ただ・・・
少しずつかも しれませんが
高温のお湯などを かけると
磁力を 失っていきます(汗)
前回も 書きましたが
食品工場では 刃物が付いている
機械の出口に マグネットを
取り付けることが あります!
よく 洗浄後に 熱殺菌として
機械に 熱湯をかける事が ありますが
熱殺菌の前は 機械から
マグネットを 取り外して おかないと
少しずつ 磁力が落ちていく
可能性があるから 注意してね!
逆に マグネットを廃棄するときは
熱を加えて 磁力をなくしてから
廃棄したり するんだよ!
最後になりますが 磁石は
N極 が 北(North) S極 が
南(South)を 向くようになってます!
何故かって?
それは 地球が大きな磁石に
なっているから S極 になっている
北極側に 磁石の N極 が
引き寄せられるんだ(驚)
不思議だよね~!
まだまだ!
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