こんばんは!
前回はフロン類の「充填」について
記事を書きましたが
最終話になる今回は 漏洩量の報告と
記事を書いていきたいと 思います。
ところで?目に見えないフロンの
漏洩量を どうやって
算出するのでしょうか?
実は・・・
漏洩量は前回 紹介した
追加充填したフロンの総量から
計算するのです!
最終的には二酸化炭素を
基準として数値を出します。
その方法は「GWP」という
※Global Warming Potential
フロンの種類別に割り出して
充填量に掛けます!
具体的にいうと・・・
R22 という フロンなら
GWP が 1,810 となっています。
なので R22 を 100kg 充填したなら
100kg × 1,810 / 1,000 = 181t-co2 が
漏洩量になります!
※フロンの充填量(フロンの種類別) × GWP(フロンの種類別) / 1,000 = 漏洩量(t-CO2)
ちなみに報告する基準は
「1,000 t-CO2 以上」です。
報告は法人単位なので各事業所の
漏洩量を合算して 基準を上回ると
報告する 義務が発生しますよ!
ただ・・・
「一つの事業所」だけで
基準を超えた場合は
別途報告する 必要があります。
この報告の対象は
フロンが充填された
全ての機器が該当しますよ!
次にフロンの廃棄についてですが
フロン類だけを回収してもらい
機器は別の廃棄業者に
引き取ってもらう方法と
一つの業者に両方を頼む方法の
2 パターンあります。
管理者には廃棄についての書類の
保管義務は ありませんが
回収証明書や破壊証明書は
一定期間保管しておいた方が
良いかも しれませんね。
最後になりますが
今回 漏洩量の計算で例として挙げた
R22 という フロンは
2020 年以降は
生産されなくなります。
ただ R22 が充填されている機器を
使用したらいけない!というような
決まりはないので壊れない限り
使い続けることが出来ますよ。
あなたの会社のリストに
R22 が使われている
機器が ある場合は
計画的に交換していった方が
安心は手に入るかもしれませんね。
責任者になった あなたへ
この法律に真剣に取り組む事で
必ず!あなたの知識が深まり
成長することが出来ます!
この記事が 前向きに頑張っている
あなたの参考に なりますように・・・
まだまだ!
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