ニオイを数値に！臭気測定器の使い道 ②

こんばんは！

前回は 臭気測定器 (しゅうきそくていき) について

ほぼ ノータッチでしたね(汗)

今回はシッカリ書きます！

実は・・・

臭気の測定器と言っても

ニオイの「快」「不快 (ふかい) 」を

判断 (はんだん) できるものでは ありません(涙)

あくまでも 機器周辺 (ききしゅうへん) の

ニオイの強さを

数値化 (すうちか) する だけのものです。

例えば トイレでニオイを測定し

「100」という 数値が出たとしても

アンモニアや 糞便 (ふんべん) の臭 (にお) いなのか？

芳香剤 (ほうこうざい) の匂 (にお) いなのか？の判別 (はんべつ) は

臭気の測定器では出来ません！

トイレのニオイは「100」である！

ということが 分かるだけです・・・

原理 (げんり) としては 測定器の先に

半導体 (はんどうたい) (電気を通しやすい良導体 (りょうどうたい) と

電気を通しにくい 絶縁体 (ぜつえんたい) の

中間に位置する 物質)が

※代表的なもの：シリコン

取り付けられていて

半導体に接触 (せっしょく) した ニオイ分子の

電気の通し易 (やす) さを 数値に変換 (へんかん) して

ニオイのレベルを 表しています！

ニオイには 還元性 (かんげんせい) のガスと

酸化性 (さんかせい) のガスの 2 種類があり

ニオイの約 90 % が

還元性のガスだと

言われているんだけど

還元性のガス＝電気を通し易い

ってことは 数値が高くなる！

だから ニオイが強いという

測定方法です。

人の嗅覚 (きゅうかく) も 同じような仕組 (しく) みで

鼻の中でニオイを

電気信号に 変換して

脳に 送ってるんだよ。

僕らの鼻は 化学物質 (かがくぶっしつ) を

電気信号 (でんきしんごう) に 変換できる

優 (すぐ) れものなんだ！！

しかも！

個人差 (こじんさ) はあるかも しれませんが

「快」「不快」の判断まで 出来ます。

残念 (ざんねん) ながら 臭気測定器は

人の鼻ほどの 感度 (かんど) はありません(涙)

でも・・・

個人の感覚的 (かんかくてき) なバラツキや

数値に出来ない！

ということを 考慮 (こうりょ) すると

使ってみる 価値はありそうです。

という事で 今回はここで 休 (きゅう) ～憩 (けい) ！

次回は 具体的 (ぐたいてき) な臭気測定器の

使い方について 書いていきます！

あっ！あくまでも 食品の異臭 (いしゅう) を

対象 (たいしょう) とした 使い方ですよ(汗)

臭気測定器には 環境 (かんきょう) のニオイを

測定するという 正式な使い方が

ありますよ・・・

少し話は逸 (そ) れるけど 説明すると・・・

悪臭防止法 (あくしゅうぼうしほう) で 規制 (きせい) されている

「22種類の物質 (ぶっしつ) 」と 敷地境界線 (しきちきょうかいせん) の

「臭気の規制基準 (きせいきじゅん) 」というのがあって

※クリックすると拡大するよ！

敷地境界線の臭気は 最終的には

人が 判断するんだけど

簡易的 (かんいてき) な 検査の方法として

臭気測定器を 使用しているんだよ！

それでは

ニオイを数値に！臭気測定器の使い道 ③ で

お待ちしております！

まだまだ！

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