大腸菌群と微生物検査 <推定試験> ②

今回は大腸菌群だいちょうきんぐん) 推定試験 (すいていしけん) の続き

について 記事を書きたいと 思います!

 

(むずか) しい内容かも しれませんが

過去に書いた 一般生菌 (いっぱんせいきん) 微生物検査

の記事を 補足 (ほそく) として 利用しながら

 

解説しているので 読み進めていて

分からない 言葉が出てきたら

補足として 貼り付けている

内部リンクを 見てみて!!

 

 

それでは 始めます!

 

 

前回の投稿で シャーレの中で

固まった培地 (ばいち) に もう一度 培地を

流し込みます!と 書きましたが

※これを専門用語重層 (じゅうそう) っていうよ!

何で培地が 固まるかについては

一般生菌微生物検査の補足

を見てね!!

 

 

何故 (なぜ) 一般生菌と違い 大腸菌群

培地を 重層するのか っていうと

 

 

大腸菌群以外の菌が 発育しないように

培地に (ふく) まれる

デソキシコール (さん) ナトリウムという

成分で 他の細菌抑制 (よくせい) するためや

 

大腸菌群空気が少ない方が

増え易いので 培地を重層して

フタをすることで 空気が少ない

環境を 作り出すことが 狙いです!

 

 

あっ!後は 拡散 (かくさん) コロニー

(培地全体に大きく 広がるように

発育する)を 抑制する

効果も あります!!

コロニーについての説明は

一般生菌微生物検査の補足

を見てね!!

 

 

前置きが 長くなりましたが()

 

このテーマの①

培地を重層した シャーレを

35 ℃ ± 1 ℃(34 ~ 36 ℃)で

20 時間 ± 2 時間(18 ~ 22 時間)

培養します!

培養時間と温度については

一般生菌微生物検査の補足

を見てね!!

大腸菌群の検査⑥

 

(フタ) (さか) さまなのは

熱い培地(50 ℃ 前後)を 入れたので

培地から出る湯気 (ゆげ) が 蓋に付き!

 

 

蓋に付いた 水滴 (すいてき)

培地に落ちるのを 防ぐためです!

 

水分があると 微生物を培養するときの

条件に 影響 (えいきょう) するもんね()

関連記事

えっ?そんなにあるの??微生物が増える条件って・・・

さあ!水分活性微生物を制御しよう!!

 

 

そして いよいよ・・・

 

 

発育したを 確認します!

 

もし 発育していたら・・・

 

 

こんな感じに なります!

大腸菌群の検査⑦

詳しくは

一般生菌微生物検査の補足

を見てね!!

※培地よりも「赤い」色のコロニーは

陽性として 次の検査に進んでね!

 

 

この時点で 培地上に

が 発育していなかったら

その時点で 大腸菌群「陰性」

(大腸菌群は 居ないよ!)

っていうことに なります!!

 

 

ということで 今回はここまでにして

 

次回に 推定試験で 大腸菌群

「陽性」(が発育)だった場合・・・

 

 

次のステップとして 検査をする

確定試験 (かくていしけん) について

解説したいと 思います!!

 

 

それでは

大腸菌群微生物検査 <確定試験> で

お待ちしております!

 

関連記事

どうして?説明が難しいのに 微生物検査の記事に挑戦するのか??

大腸菌群って何?

大腸菌微生物検査 <推定試験>

一般生菌微生物検査①

一般生菌微生物検査の補足

黄色ブドウ球菌と微生物検査

黄色ブドウ球菌と微生物検査の補足

サルモネラ属菌と微生物検査 <前増菌培養>

サルモネラ属菌と微生物検査 <選択増菌培養>

サルモネラ属菌と微生物検査 <分離培養>

サルモネラ属菌と微生物検査 <確認培養> ① 

真菌(カビ酵母)と微生物検査

クロストリジウム属菌と微生物検査

セレウス菌と微生物検査 <準備編>

セレウス菌と微生物検査 <検査編>

 

本文の終わりを示すイラスト

 

まだまだ!

他の記事も 読んでみたい方は

サイトマップ (目次) Go

サイトマップのイラスト

 

mint

 

コメントを残す